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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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26 October

「現役合格者の4年後...」第三弾

4年前の現役合格者2名へのインタビューの続きです。ここからは、京芸ファイルでも紹介させてもらったLさんへのインタビューです。Lさんは2年生の時はNET通信実技講座生、3年生でアスク通学生となり、みごと京芸美術科に現役合格。京芸では日本画に進まれ、現在は大学院1回生です。




___じゃあ、Lさんに聞きます。受験時代はどうでしたか。最初NET通信講座をしてたよね。2年生の時。

Lさん「そうそう。私本気でクラブしてたので通信しか無理だった。それに大阪の南の方って研究所とかあんまりないし、京都の芸大目指すなら京都がいいかと思ってネットで検索したら最初に出てきたのがアスクだったので、しかも、通信あるやんって飛びついた。でも、提出作品山ほどためたり最初は苦労しました。

___後半は、七条教室に通いになったけど、岸和田からよく通ったねえ。

Lさん「確かに、よく通ったなとは思う。特に夏期や直前の北山は片道3時間近くかけて通った訳で、通学時間だけで確実にデッサン1枚描けてるし...。でもすごく楽しかったです。『私、京都まで来れてるやんっ』て、京都に来るってことだけでも楽しかった。」

O君「えー、僕はしんどかったです。始めたのが遅かったし。3年になった時の春期講習から、3Bまでの鉛筆しか知らない状態で始めた。浪人生といっしょの夏期講習なんか、まわりのレベルについていけなくて『これは絶対無理やっ』て...気持ちが折れるか折れへんか、という勝負だったような気がする。なんとか耐えたなあ。ほんと受験時代はしんどかった...。大学入ってからの方がよっぽどいい。」

Lさん「えー、受験は楽やん、だいたい、何も考えず与えられた課題やっとけばいいんやから。デッサンとかすごく楽しかったし、立体も...色彩以外は(笑)...色彩は正直わけわからんかった。あんなん客観的な評価基準あるんか?って思ってたわ...(笑)。」

___君、アスク色彩表現担当講師の目の前で、よくも言えたな、そんなこと...。だいたい何も考えず与えられた課題だけやってるから84/250点になるねん。断じてアスクの責任じゃあない!。

Lさん「入学後はいろいろ考えて描かんとあかんし、やっぱり大学の方がよっぽどしんどいと思う。」

O君「まあ、確かに今はそうやけど...。2回生頃まではラグビーばっかやってて、とにかく入った頃は楽しいことばかりだったんで。」

Lさん「あと、高校の同級生で、他の大学(一般大学)受験している友達と比べたら、好きな絵描けて、学科(センター試験)は3教科だけでいいし(現在は違います)...。まあ、あと私の場合、浪人する気満々だったので、別に緊張もせんかったってこともあったのかな。」

___本題の現役合格については?あと入学後の話もお願いします。

Lさん「特に現役だからどう、とかいうようなことは感じたことはないです、私の場合は。」

___今学んでいる日本画についてはどうですか。

Lさん「私もO君と同じで、入るまでは特に決めてなかったです。というか、3年の夏頃まではデザインかなとも思ってた。美大というのは1年ぐらいで決めてたけどそれ以上は決めてなかった。直前になって絵を描く方がいいかなと思って美術科にしたんですけど、日本画とまでは決めてなくて。入学後自治会主催の「アトリエめぐり」で、芸大内のアトリエをいろいろ見て回ったり、日本画の先生に「日本画ってたいへんだよ」って言われて、逆に大変なことした方がいいかなって思ったり、日本画基礎をとってみたら地面を描く課題が面白かったということもあったりして、次第に日本画にかたまっていきました。

日本画やってみてどうか?...そうですね、最初日本画って「美人画」みたいな、すーっとした感じの印象だったけど、けっこう違うな、結構べたべただったり、ドロドロだったり、とにかく自分の思い込みは違った、という経験は何度もしてます。まだまだこれからですけど。

___そうだよね。数年やっただけで日本画の何がわかるかっ!てことはあるよね。
   もちろん油絵もだけど。

Lさん「まわりの人は、創画展とか日展などに出してるけど(ちょうど、今追い込みの時期)、私は今のところ考えていません。かといって、どうするかも、まだ未定です。卒業後ですか?うーん、どうしようかな...。検討中...です。

というところで、日が暮れてしまったので、インタビューは終わりました。O君、Lさん貴重な体験談ありがとうございました。

 第2弾終わり。


第3弾へつづく 

Y師 

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