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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
25 November

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30 April

七条校の様子

4月も今日で終わり、明日から5月です。1年の1/3が過ぎました。



本日の七条校の様子です。

高3受験生クラスは、描写「3点モチーフによる構図構成」の授業です。基礎生は、南瓜とアスパラガスの着彩課題の制作を行っています。実技授業の導入と講評にレクチャーを採り入れています。「みてまねる」ことで、耳で聴いた頭の理解を、こんどは己の体を使った体験を通して実感してもらいたいからです。


前期レンガを描く授業で、生徒と以下のようなやり取りをしました。
講師:目の前に置かれた「レンガ」を、言葉で説明してほしい
生徒:重い
生徒:茶色
生徒:四角い
生徒:ザラザラしている
講師:どのレンガの説明も、まだ漠然としている。もっと具体的にしてほしい
生徒:両手で持てるぐらいの重さ
生徒:赤茶色
生徒:直方体
生徒:手に粉がつくほどのザラツキ
講師:具体的だが、説明が主観的表現だ。もっと客観性をもった説明をしてほしい
生徒:鉄の塊ほど重くないが、角材よりも重い
生徒:色としては中間ぐらいの明るさ。やや鈍い赤身を帯びた茶色。
生徒:高さ6㎝~7㎝、奥行10㎝~12㎝、幅20㎝~22㎝位
生徒:紙やすりほどザラザラしていないが、ずっと触っていると手の薄皮が痛むくらい


情報が限定されてきたことで、だいぶ具体的な説明になりました。普段、知っているつもりになっているものでも、実は漠然とした認識でしか理解できていないことが多々あります。スピーディ尚且つ直感的に、比較と観察を繰り返すレベルにまで、前期、皆の観察力を高めていきたいと思っています。


田和

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