02 May 色のはなし 前期の色彩授業では基礎的なことを学ぶ授業が続いています。色の三要素、色相・明度・彩度のことや、絵具の扱い方。 色彩、というと、「独創的な発想が大事なのかな」と思ってしまいがちのように思います。実際、私も高校生の時に予備校のパンフレットの参考作品を見てそんな風に思っていました。もちろん、発想は大事です。しかし、その発想・着想を叶えるために必要な知識や技術なければそれは活きていきません。色というものは不思議で、人の脳は意外とだまされやすいということがわかります。同じ色でも、周りにある色で違う色に見えたり、同じ平面上にあるのに奥行きがあるように見えたり、同じ色でも人によって違う色に見えたり。そもそも基本的には光の反射で見えているものなので、光が変われば色も変わって見えます。他にもいろいろありますが、色というものは本当に不思議なものです。その不思議な色たちを先人のすごい人たちが研究して、わかったことを知る。そしてそれをうまく利用して自分の作りたい世界を作る。逆に言えば、自分がなにかをやりたい・作りたいと思ったら、そのための知識があるととっても便利なんですね。なんにおいても、同じことだとは思いますが。 そんな学びをひとつひとつ、できる場所としてaskがあります。おおいに有効活用してくださいね。武田 [0回]PR 2017/05/02 (Tue) 13:48 アスクでのこと Comment(0)