20 September 眼の冒険 こんばんは。北大路校より実技講師の上杉です。日常で目にするさまざまなモノは、意味に塗り固められています。ただ、一旦意味のフィルターを外すと、そこには形と色に溢れた世界が広がっています。北大路校の造形トレーニングでは、「眼の冒険」と題し、日常に溢れる様々な形について、考える授業を行いました。教室で構成原理を事例で簡単に学んだ後、教室の外へ出て、いざ「眼の冒険」へ。美しいと感じた風景をスマホで撮影し、教室に帰ってグループに分かれて、話し合い。撮影した写真から、様々な構成原理を見出し、最終的にどのような心理作用があるのかを、考察し、発表しました。・リピテーション・リズム・プロポーション・グラデーション・コントラスト・ベースとアソート・アクセント・バランス・シンメトリー・アシンメトリー・ランダムこじつけでよい事。間違っていても構わない事が条件です。大事な事は、各自の考えで、形について理解を深めていく事です。 このグループは、一見何となく配置されている植木鉢に「リピテーション」・「リズム」・「アクセント」・「コントラスト」など、さまざまな構成原理を見出し、魅力を語ってくれました。一番左端の「背は低く、密度の高い植木」と、一番右端の「背が高く、密度が低い植木」との関係は「バランス」ではないかと、話してくれたA君の意見は、とても面白かったです。日常の様々なモノから着想を得ていく事。心を弾ませ、日々の制作を行っていく事に繋げてもられたらと思います。上杉 [0回]PR 2017/09/20 (Wed) 18:22 アスクでのこと Comment(0)