22 February 国公立大入試前期 激励 人は夢中になると、周りが見えづらい状態に陥ります。そんな状態のときは、自己中心的なほど観念的であり、物事の在り様という客観を受け入れる視点を見失ってしまいがちです。「ちょっと考えれば 誰でもわかること」が判らなくなり、少し後になって徐々に熱が冷めてから、眼を覚まします。多くの国公立入試の場合、チャンスが1回ですのでこの状況に陥り易いといえます。入試本番、気をつけて欲しいです。けれどもです。この1年間、高卒生はじめ受験生たちは、たくさんの失敗を経験し、様々なことを学んできたのも事実です。実技講師として、受験生の一生懸命な姿や、夢中な姿に何度となく突き動かされ、また生徒の失敗に心を焦がしてきたことも事実です。私にとって入試という難関は既に終わった出来事だと思っていた節があります。けれど年々、入試が実はまだ本質的な部分で終わっていないんじゃないかという淡い妄想であったり、入試に対する自分事感が芽生えてくるのです。これこそ自己中心的かつ観念的な状態であり、夢中である状態だといえます。そんな私が受験生らに偉そうに言えることなど、あまりなさそうですが、どうか受験生の皆さん、一生懸命に、誠実に、しかと考えて試験問題に臨んでください。田和 [0回]PR 2019/02/22 (Fri) 20:37 アスクでのこと Comment(0)