09 May 植物園実習について こんにちは、七条校から実技講師の谷川です。今年もST、SP生の植物園実習が行われました。私もアスクにST生として通っていたころ参加しました。暑くて虫が多かったことと、通りすがりの他の来園者の方に話しかけられたことが印象に残っています。私は木漏れ日が落ちている葉っぱを描きました。緑色オンリーの。本当に緑だけのやつ。「親や先生によくこれ選んだね」と言われたのを覚えています。一見緑だけれど、その中でもやはり黄色に近い所や青みのある部分、木漏れ日が当たっている部分は、ふんわり白っぽく、一枚の葉の中でも色相や明暗や彩度が変わっていること、また全体として、初見で受けた印象の葉の集まった立体感を出すための明暗表現だとかに気を使って描いていたかなあと思います。去年、大学の日本画専攻の課題で芋の葉を描きました。これまた緑の。意外に、けっこう白っぽい緑をしていることに気を付け描いたところ、教授に「明度がうまくいっている」「緑を探せていれてるね」と言ってもらえてあぁ、植物園実習でやったことがしっかり自分の糧になっていると嬉しくなりました。自分の目でしっかり観察、発見することがやはり1番大切で、それが表現に繋がるんじゃないかなと、私は思います。今年度の植物園実習の様子 [0回]PR 2019/05/09 (Thu) 19:27 アスクでのこと Comment(0)