13 May マチエールについて。 こんにちは。実技講師の栗山です。5月13日(月)の七条校の授業風景です。 ST、SP生の京芸クラスは、白黒写真を元に各自で色相と彩度を決め、水の量やマチエールなど駆使しながらよりリアルな画面の作成に挑戦する課題です。皆さんは、マチエールの種類についていくつ知っているでしょうか。スカンブリング、グレージング、デカルコマニー、スクラッチ、ドライブラシ、スパッタリングetc... マチエールを使う事で、明暗差や色の変化を追うだけでは表せない、複雑で深みのある画面を作ることができます。例えばスクラッチという技法は、絵具の層を重ねて塗った後尖ったもので表面を引っ掻くように削ると、下に塗ったそう層が見えより立体的な画面になります。木の幹をリアルに描きたいときにとても効果的です。絵を描いている時、1度2度色を重ねて何か物足りないなと感じることがあると思います。そんな時、いつもと違った絵画技法に挑戦してみることで、自分の絵画表現がさらに広がっていくのではないでしょうか。 [0回]PR 2019/05/13 (Mon) 16:58 アスクでのこと Comment(0)