04 July 光の絵 こんにちは。七条から寺村です。今日は私の好きな作家を紹介したいと思います。 WilliamEgglestonという写真家です。絵画的な関心で作品を撮る人です。 メンフィス出身で近所に抽象表現主義の画家が住んでいるそうです。 彼が作家活動を始めた当時は芸術写真といえば、モノクロ写真だったそうです。ダイトランスファープリントという、商業看板などに使われるような、色がどぎつく出るプリント方法を使っています。色の再現よりも、自分が思った色を出すことが大事なんですね。写真(Catch true)というより、光の絵(Photograph)という感覚で撮っているように思います。もし気に入る作品があれば、自分なりに分析してみて色彩表現などで応用してみてください。私にとっては、構成や構図の工夫だけで面白い画面が出来るんだと、気づかせてくれた作家です。特に近年、カルティエ財団の依頼でパリと京都に撮影で訪れた時の作品は、構図や構成の面白さが顕著にあらわれています。William Eggleston Paris で検索してみてください。 [0回]PR 2019/07/04 (Thu) 20:06 アスクでのこと Comment(0)