13 October 勘がするどい こんばんはサカグチです。実は「勘がするどい人」になりたいとずっと前から思っています。言い換えると、「隠された真実に気づく人」。 勘を磨くために大切なのは、観察する力だと思っています。目の前の出来事から重要な部分を見落とさないこと。今まで見えていなかったことに気づくこと。 観察した結果、結論を「コレだ!」と閃くのではなく、たくさんの可能性を想定し、その中からひとつを選ぶことができる能力を、「勘がするどい」ことだと思っている。 それって鉛筆デッサンとか、描写とか写生とすごく似ていませんか? よく観察し、無限にある「完成」の形を思い浮かべ、その中からひとつの方向性を決断し、作品をまとめる。そのどれかが欠けるだけで頼りない絵になる。 社会に出て、観察することの重要さになんとなく気づけたのは、自分にデッサンの経験や、作品づくりの経験があったからだと思う。 ただじ~っと長い時間見ているのと、描きながら見ているのを比べると、圧倒的に描きながらのほうがモノをよく見ている。悶々と考えてるだけじゃダメで、まず手を動かして、こつこつと積み重ねることが大切だという感覚も制作から学んだことだ。手を動かしてみると、色々と考えたり思い浮かべたりできる。 絵を描いたり作品をつくったりするのって、ただそれだけで楽しかったりするから、きっといつまでも熱中していられるんだけど。ただ楽しいだけになってほしくないなと思う。たとえばものをつくることによって、成長したり、物事の本質に気づいたり、社会の役にたって欲しいと思っている。 サカグチ [0回]PR 2011/10/13 (Thu) 20:54 日常の出来事 Trackback() Comment(0)