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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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31 October

美術倶楽部イベント

美術倶楽部校外企画の報告

30日(日)夕刻
そぼ降る雨の中
引率の保田+8名の部員は
東へと向かった
(今回の参加者は若い人中心でした)

目指すはアートスペース東山 鶴田憲次展

緊張してドアを開ける。
作家もしっかり在廊されておりました
いつになく緊張している保田
近頃丸くなられたらしいとは聞いているが…
あいかわらずの威圧感…
しかし
ひるまず質問を浴びせかける勇敢な部員達
どうすればこんなリアルな絵が描けるのかと



自作の解説から、バルールについての講義までされる鶴田先生
「一番大切なのはバルール。しかしこれは難しい。
京芸合格者130人中、まともに形がとれてるのが約10人、
バルールまでわかってるのは、まあ3人いるかな?
教えてる側がわかってるかもあやしいからな…」

あわてて次のギャラリーに向かいました
美術倶楽部でそこまで教えてませんて

次に行ったのはアートスペース虹
アスクの講習生でもあった松岡 悠さんの個展
松岡さんは京芸油画卒後、フランスのボザールに留学され
現在はブリュッセル在住とのこと
確か、やや変わった生徒だったと記憶していたが
10数年ぶりに見た彼女は
やや… ではなくかなり… の人でした
作品もなかなか… きてましたねえ
部員も興味しんしんでした



そして、いよいよ京都市美術館
(途中、「肉の安井」で名物コロッケ※を食べて)
 ※超お勧め
  


しかし、アスクで夜の企画ははじめてかも
さすがアダルト部門ですな



岡崎・あかりとアートのプロムナードの関係か
美術館に不思議なライトアップがされていた






2Fの国民文化祭 美術展を先に見てから、いよいよ
「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」に入った




そして潮江宏三館長のギャラリートーク
この雨の中意外なほどの人だかり…
やっぱり印象派は人気あるんですね
じゃなくて潮江館長ギャラリートーク目当てですね

しかし、ここからは写真禁止何も見せられません

「マイクは使いませんので」と生声がしっかり通るのはさすが
しかし冒頭からいきなり「バルビゾン派の○○が○○
色彩の三要素の○○を○○して…
と、躊躇なく専門用語を連発
あいかわらずの満面の笑みで難しい話を次々と

ここ京芸の美術史の授業じゃないんですけど大丈夫なのだろうか?

終了後「先生、一般向けには少し難しすぎるんじゃないですか」
と恐る恐る聞いてみると
「そんな普通の話だったらレコーダーで聞きゃいいんや
ちょっとぐらい難しい話も聞いて
謎や疑問を持ちながら見るのがいいんや」と怒られた。

美術倶楽部では、先生の話は一般向けに簡単なものになるだろうから
美術史を押さえておこうと事前学習会までしたのだが…
全然こっちの方がアカデミックでした。まいりました。


展示されていた作品はというと
やや数は少なかったけど見ごたえのあるものでした
なんだかんだいって、やっぱりセザンヌの絵が一番よかった
あと個人的にはカイユボットのカヌーの絵
それからブーダンの風景画
それから既に見に行かれていて今回不参加だった
Nさんが絶賛していたゴッホのバラの絵も良かったです

とにかく、そんなことで
朝から制作した上に、かなり長時間歩き回り
難しい話も聞き、作品も大量に見て、部員もへとへ
しかし、みな表情は満足げでした(だったはず…)



最後はみんなで安い中華料理を食べて帰りました

お疲れ様でした本当に

しかし、年内にもう一回ぐらい何かイベントしたいですね

保田

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