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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
08 April

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06 November

草津教室の様子

草津教室の様子です。
  
本日は通常授業の生徒に混じって、マンガ特講の生徒が受講しています。
「マンガ好き?」と聞くと「はい!昔っから!」と満面の笑みで答えてくれました。それはそうですね、自分で描こうというのだから、好きに違いありません。

漫画家さんというのは考えてみれば、いや考えなくても、すごい仕事だと思います。話も書くし、絵も描けます。
映画でいえば、脚本から監督からキャスティングからカメラから、何から何まで制作チームまるごとを作者が全部兼ねているようなものでしょうか。
一流の漫画家の見識の広さたるやそれは広大なものであろうことが容易に想像できます。

僕もマンガは大好きです。
とてもじゃないけど自分で描く力はありませんので、あくまで読者としてです。
好きなマンガがたくさんあります。「真説ザ・ワールド・イズ・マイン」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「グラップラー刃牙」、「ガラスの仮面」、「寄生獣」、「ドラえもん」、「藤子F不二雄SF短編集」、「まんが道」、「八チワンダイバー」、「Dr.スランプ」、「包丁人味平」、「天才バカボン」、「団地ともお」、「王家の紋章」、「めぞん一刻」、「マインドゲーム」、「あずみ」、「国民クイズ」、「はじめの一歩」・・・・・ああもうきりがない。あれも好きだしこれも好き、あれも読んでみたいし、これも読みたい。

とまあ、好きなものについては際限なく興味が尽きないのですが。
一方、興味のないものについてはどうでしょうか。
思えば、自分の興味なんてのは、ひどく狭い世界の話であって、世の中をまわしているのは、ほとんどが自分の興味のないものです。
だからそういう意味で言うと、自分が興味のないものには興味を持たないということではなく、まったく興味のないものにこそ興味を持ってもいいのではないか。などということを考えてしまいます。ややこしいですが。

誰が言ったか忘れましたが、「ひとつのことを成し遂げられるか否かは、それ以外のことについてどれだけ考えたかにかかっている」こんな言葉を、受験生がデッサンにいそしむ姿を見てふいに思い出しました。

デッサンでも、描きたい所だけ描いたような作品はロクなものではありません。
肝心なのは画面全体のバランスです。
そのためには、今自分が描いていない所のことを考えながら描く。
賛否あるとは思いますが、これがデッサンのコツだと僕は思っています。

まあなんにせよ、基本的に自分の見ているものは意外とちっぽけで偏ったものだと思っておいていいような気がします。
あと最後まで読んでくれた人は忍耐力がある気がします。

はやし

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