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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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10 November

感動すること

こんばんは~。
彦根教室ではここ2週間くらい前から風邪が流行しています。
教室の中はどうしても空気がこもり気味です。
うがい、手洗いをきちんとして風邪には十分気をつけましょうね。マスクも有効です。
また、絶対にかかりたくないのがインフルエンザ。
ワクチンも必ず受けておきましょう。

さて、来週は私大の公募推薦入試がたて続けにあります。
時間内に作品を描ききることの難しさを感じずにはいられません。
時間をかけたら描ききることは容易ですが、限られた時間の中で描ききることは、
センスだけでなく、訓練がとても大切なように思われます。
ただがむしゃらに全てを写し取るというよりも、
描くべきポイント、伝えるべきポイントをおさえることが必要でしょう。

あと、その描ききった作品を見たときに、感動するかどうか。
よい作品というのは、人の心を掴む、感動させる力があると思います。
だからこそその作品に惹かれ、もっと長く見ていたい、近づいて見たいと思うのでしょう。
みなさんは、感動した作品に出会ったことはありますか。

私はグスタフ・クリムトの作品がとても好きなのですが、
今までの人生で本当に感動した作品が「セレーナ・レーデラの肖像」です。

 「セレーナ・レーデラの肖像」

この絵の前に立った瞬間、もう何というか、一瞬にして優しい風に包まれたようでした。
その絵の世界の空気を感じたようでした。

ここで思うのが、感動する絵はどういった要素が含まれているのでしょうか?
また、感動を与えるような絵にするには何が不足しているのでしょうか?
みなさんは、自分の絵に感動したことがありますか?

私は、自分を感動させることができたら、他の人も感動させることができると信じています。
(もちろん人によって感動するポイントは違うので、みんながみんなというわけではないですが。)
そのためにも、まずは自分がモチーフに感動することが大切です。
質感やかたちのおもしろさ、明暗の美しさ等、どんなところでもいいからまずは感動し、
その感動をもって画面に吹き込んでいきましょう。

と、口で言うのは簡単で、かく言う私も、年を重ねる毎についつい慣れが生じて無感動になっていることがあります。
常にフレッシュでいたいですね。来年の抱負は「フレッシュ」に決まりですね。

<森>

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