22 November 神戸から草津まで 本日は朝から神戸に行きました。神戸市垂水区にある兵庫県立星陵高校まで行きました。電車からの景色も最高です「本格的なデッサンの指導」のためということでアスクに講師派遣依頼があり、保田が派遣されたという訳です。わざわざ京都から呼んでもらっているということはアスクをしっかりした芸大受験予備校として信頼してもらっているということ本当に名誉なことです。期待を裏切らないようがんばっています。今回は、コロナ瓶と色紙をモチーフとして、50分授業×3回(=150分)の授業。導入~指導~完成~講評を通して、デッサンの基本が全てわかる、というプログラムです。本日は、その2回目でした。150分といっても、講評時間もあるし、比例、構造、明暗、描線などデッサンの基本概念や技法の説明のため、黒板やプロジェクタを使っての解説を聞いてもらう必要があるので、それらを差し引くと90分で描いてもらうことになる。初心者がメインの授業と考えると、かなりタイトなスケジュールです。やや欲張り過ぎのプログラムかもしれませんがムリを押し通す中で、様々な新たな発見も多かったです。とはいえ、まだ最終回を迎えていないので、それはここでは言わないでおこう。ところで、星陵高校からは、約10年前から、何度か講師として呼んでもらっています。神戸市のほぼ西端の垂水区にある伝統校ですね。活躍しているOBも多い。窓から明石海峡を見下ろす高台に立地するロケーション最高な高校です。明石海峡大橋も見える(写真では魅力が伝わらないが)初めて授業に行った時は、本当に感動しました。最初は「神戸の空は明るくていいな」という程度でしたが、夕暮れになると…窓から差し込む西日に校舎全体が染まり廊下を行き交う生徒達も金色になってる!!「高校生活=青春」という図式がなんの疑問もなく脳の中に成立するのを感じました。さらに、窓の外を見ると、明石海峡に落ちかけた太陽とそれを映した水面が黄金色に輝いているじゃあありませんか。思わず「ここは南仏か!」と叫びそうになった。(↑あくまでイメージ。南仏行ったことないです。しかし、Jean-Luc GodardのPierrot Le Fouのラストシーンが目に浮かんで)しかし、教室に戻ると、あまりの西日の強さにモチーフのコントラストが半端ではない状態。カーテンがない!「これで、どうやってデッサンしろと…」という状態であった…。ところが生徒達はまったくひるまずデッサンを続けている。 強い!当時の星陵の美術教諭は非常にアーティスティックな女性でしたが、細かいことは気にせず、ということでしょうか。確かに、この強さはうちの生徒にも見習ってほしい。ちょっとしたことに動じないコト!とはいえ、そこまで強くない私は、今回事前に教室環境、画材などについて細々とリクエストを出していたのですが…。カーテンはその後設置されていたようです。授業が終わると、急いで、東へと向かう。京都を素通りして、琵琶湖を越え、草津教室に。鴨川を渡り…琵琶湖を越えて…アスクは後期授業が終了し、来週から冬期講習。今週は補講期間なので、これまでの欠席分の振り替えの生徒のみです。ですので、本日は3名のみ。しかし、推薦入試直前の生徒もおり、緊迫した雰囲気の中、それぞれ集中して制作をしています。特に、広島市立大の推薦で彫刻を受験するSさんは、金曜日が入試。某大学4回生なのですが、卒業と同時に、芸術系大学に再入学すべく、5月初心者から始めてかなりレベルアップしました。面接の練習もこなし、かなり合格が見えてきている。がんばれラストスパートだ!ということで、海、川、湖を越えた移動距離の長い1日は終わりました。また明日もがんばるぞ!あ、明日は休みだった。明後日からがんばります。保田 [0回]PR 2011/11/22 (Tue) 21:51 滋賀・草津駅前教室 Trackback() Comment(0)