26 December AO入試説明会 昨日、12/25は京都駅前キャンパスプラザ京都にて、 2013年度に向けたAO入試説明会 でした。 関西私大6大学にお越しいただきました。 「合格はゴールじゃなく区切りです」と入試課の方もおっしゃっていましたが、 まさにAO入試という区切りだけにとらわれない、 受験時代持つべき意識などを伝えられた説明会になったのでは…と思います。 精華大学 京都嵯峨芸術大学 京都造形芸術大学 大阪成蹊大学 成安造形大学 神戸芸術工科大学 そして、京都アートスクール AO入試討論会では、AO入試のメリットやデメリットについて話しました。 要約すると、 メリットは……、 実技だけできても社会では通用しない。 実際社会では、実技力が不足していたとしても、 作品について伝えたり、共同作業ができるようなコミュニケーションの力があれば社会的な役割を担える側面もあり、 それに適した人材が芸大で学べるチャンスを与えられている点。 または、そういった人材になる意識が持てる点。 デメリットは……、 入試を通して求められている人材の背景を理解せず、 「早い時期に受かりたい」がためだけに受験時代だからこそできる基礎造形力が養われない点。モチベーションが低下し、努力が継続できない点。 というところでしょうか。 物事は安易には割り切れない複雑な要素でからみあっているものだと思うので、 AO入試に関しても、いい・悪いとは一概には言えません。 大事なのは様々な観点から全体像を理解するように努め、 その上で自分が何をどう決断するか覚悟していくことだと思います。 正解なんてなくて、正解を創っていく。 今北山教室は、京都市立芸大の模試「描写」が行われています。 デッサンをする課程の中で、 全体像を把握しまとめていく力、決断力、修正力などさまざまなことを学べます。 そして、「正解はひとつじゃない」という当たり前の事実も目に見えて感じられる。 模試にとりくむ生徒たちを横目に見ながら、 やっぱり、実技には向き合って欲しいな…とサイトウとしては思うのです。 <サイトウ> [0回]PR 2011/12/26 (Mon) 11:53 アスクでのこと Trackback() Comment(0)