19 January 色彩で思うこと/震災のこと さて、北山教室、今日は色彩構成。 サイトウです。 先日まで、ひーひー言いながら年間パンフレットを作成していました。 色彩構成で指導する「構成力」や「色彩力」は、 あたりまえのようにデザイン作業にも関わってきます。 パンフレットなんかを作っていると、写真・文字・作品写真…など さまざまな要素がからみあいます。 なおかつ「コンセプト」と呼ばれる紙面の意味的な目的も問われる。 要素を画面に放り込んだあとは、 画面全体を目を細めて眺める作業を行います。 (色彩制作でも「画面全体を見渡そう」って言ってるのと同じ作業です) そして、 「なんかまとまりが弱いな」「ここ目立たせたい内容なのに、目立ってない」 「なんかこの色どぎついな」などなど問題点を把握します。 次は、 「まとまりが弱いのは色相を何種類も使い過ぎているからだ」 「目立たせたいところじゃないところの明度差が強くなりすぎているな」 と見当をつけて、改善案を試していきます。 で、改善案の検討が自分じゃつかないとき、他人に相談してみる。 今やってる色彩課題が、仕事につながりそうな気がしてきましたか? 専門家ではない人は、明度や色相や彩度で視界をとらえる意識や訓練ができていません。 「大きさ」や「意味」のみにとらわれがちです。 しんどい思いをして、得られる能力はある分野だと思います。 大学行ったら(私はデザイン科でした)「文字の種類」や「ページ構成」など、 具体的なデザインに関わることをさらに学びます。 もちろん、私なんてまだまだペーペーペーペーパーパーですが…… お母さんお父さん大学へ行かせてくれてありがとう。と最近思う。 でも実際、アスクで働いて学んだことが大きい気もする… みんな、今は自分の能力を創っている時期です。 しんどいこともあるけど、ふんばってコツコツがんばってほしいです。 先日、ウエダさんのが震災のこと、ブログでも書かれていました。 昨日、京芸へ行き、昨年度アスク生の濱口さんが関わる、 震災ドキュメンタリー映画を観てきました。 20歳の岩手県陸前高田市出身の女の子が被災地の現状を記録し、 多くの人に声を届けようと身近な人へインタビューなどをしている内容です。 以前、ニュースにもなったようです。 風化しないようにこうやって、 活動をしてくれている人のアクションにはこたえたいなと思います。 濱口さんや、あちらで遭遇できた京芸生も含めて元気でした!! スマイルなっちゃん <サイトウ> [0回]PR 2012/01/19 (Thu) 17:53 アスクでのこと Trackback() Comment(0)