26 March 成安造形大学 イラストレーション領域 体験授業 こんばんは。 彦根教室の池田です。 本日、彦根教室は春期講習の目玉授業の一つである 「大学の先生による体験授業」 が行われ、 成安造形大学より イラストレーション領域のMON先生と、入学広報の竜田さんに来ていただき、イラストレーションの体験授業を行ってもらいました。 最初に、竜田さんから成安造形大がどんな大学なのかなどの紹介があり、MON先生からイラストレーション領域を中心に、あこがれのキャンパスライフ風景を紹介していただきました。 さすが芸大生と思えるような、カラフルに塗装された冷蔵庫(故障しているらしい)が制作スペースにあったり、パソコンが整然と並んだ非常に充実した施設があったり、逆にごちゃごちゃした制作スペースが見えたり、購買になぜか「つなぎ」が売ってたり、、、自分が芸大生になったときの想像が膨らみますね~。 そして、MON先生自身のイラストレーターとして仕事内容を紹介していただいた後は、 イラストレーションの授業です。 課題内容は 「9種類の職業の人間を描き分ける」 というもの。 お題は 「魚屋さん」「シェフ」「野球部の男子高校生」「サッカー部の男子高校生」 「高校の古文の先生」「高校の体育の先生」「東大生」「塾に行く途中の小学生」 「ギャルの女子高校生」 の9種 実際大学でも行われている授業らしいのですが、 「普段何気なく見ていたり想像したりしているものを、紙上にいかに伝わりやすく特徴をとらえて描くか」というもの。 その人物が持っていそうな小物や、外見的特長、服装、共通のイメージなどなどなど、、、、 観察の鋭さだったり、着眼点だったりを確認、意識して表現する授業ですね。 また、 描いたものが他人に伝わるのか? どうすれば、何を描けば伝わるのか? という、表現活動の根本になる意識を学ぶ授業でもあった気がします。 なにはともあれ、 「やっぱり野球部は丸刈りでしょう!」 「サッカー部はちょっと茶髪でちゃらい感じですかね」 「これエプロンに魚って書いちゃってる」 「最近の東大生はイケメンでお洒落かもしれないけど、やっぱりガリ勉タイプの方が…」 「やっぱり学校の先生なら出席簿持ってるでしょう」 などなど、 色んなアイデアが出て、非常に有意義な時間だったのではないでしょうか。 普段からモノを見たり考えたりするときの意識が少し変われば大成功!! とMON先生からの言葉。 そうですよね。 デザインにしても絵画にしても映像にしてもマンガにしても、表現活動というのは、自己満足だけではなくて、見てくれる相手がいることで初めてなりたつものだと思います。 色々な人、物、出来事を意識的に観察し、深く知る、深く考えることで、表現されたものもより伝わりやすいものなっていくのでしょう。 そういえば、大学案内の中、耳寄りな情報を得たので書いておきます。 なんでも、4/29(日)に行われる成安造形大学のオープンキャンパスで、マンガ家としてデビューしている成安卒業生のマンガ家10名のマンガ原画展が開催されているそうな。しかも、オープンキャンパス当日はその中の3名ほどが現場に来るそうな。 最近は、ジャンプでマンガ家を主人公にしたマンガが掲載されていたり、職業としてのマンガ家がどんなものなのかが少し垣間見えるようになりましたが、実際に仕事としてマンガを描いている人に、生で話を聞ける機会なんてめったにない気がします。これはマンガに興味のある生徒は必見かと!!ちなみに原画展自体は4/20~5/12 12:00~18:00まで行われているそうです。(入場無料 ※4/22、4/30~5/6は休み)。 まだ外に向けて告知していない内容らしいですが、許可を得て記載しています。 <イケダ> [0回]PR 2012/03/26 (Mon) 20:58 彦根教室 Comment(0)