10 April 草津教室入学オリエンテーション 保田です4月7日(日)に行われた草津教室入学オリエンテーションを報告します。まずは京都アートスクール学長の袖長先生挨拶。そして教室長(アスク副学長でもあります)の保田の挨拶。草津教室での入学オリエンテーションはまだ2回目なのです。そして北山教室(七条生も合同)と比べるとはるかに小規模。とはいえ、そこにある緊張感にかわりはない。保田のなんとも渋い表情が緊張を物語っています。実技部長の坂口先生からは挨拶に加えてアスク授業のシステムや画材についての説明もありました。ここで第一部終了~休憩。北山や草津では、入学オリエンテーション後の「お花見」が恒例なのですが草津では「書初め大会」を行いました。年度はじめのこの時期、1年の決意を書にしたためることは、非常に意義あること。北山の高卒クラスでも毎年授業で行っています。「書初め」をすることはあえて当日発表。休憩しながら、したためる言葉を考案。「お花見」のかわりといってはなんですが、桜餅やお団子とお茶を用意しました。生徒達は意外と余裕、かなり考え込んでいたのが坂口先生。その真剣な表情。その坂口先生をトップバッターとして、順々に書いていく。言葉や字体に個性が表れますね。完成後は、作者にその意味を語ってもらいます。坂口先生は「教え育てる」。「教える」ばかりじゃだめで「育てる」という観点が重要という坂口先生自身の思いがしたためられている訳です。教育(きょういく)という言葉の中に最初から含まれている意味(=含蓄)なのですが、ついつい忘れがちですね。教えるばかりじゃ自己満足に過ぎません。なるほど…。というように、言葉ってすごいね。いつも、軽く使い流してしまっていますが…。そんな言葉を、心をこめてしたためる「書」は「お花見」にも負けない重要な日本文化だと思います。最後は教室長の保田。はじめの挨拶でも述べた、保田の今年度の目標を2枚の紙にしたためました。これは、必ず実現したいのです。講師生活20周年記念として。(自己満足?)しかし…いつになく、すらすら書く保田に疑問を感じた坂口先生によって、暴露された秘密…。書道の先生に書いてもらった「お手本」の存在。バレたらしょうがないので「お手本」も見せました。神戸在住の先生に通信で習っているのですが、お願いした手本が届いたのは前日。一夜漬けでがんばりましたが、ものすごく見劣りしますね。しかし、気持ちはこもっています。なんてことは技術を教えている先生の言うことじゃないのかもしれませんが…。いや、そうではないと思う。まずは、気持ち。そして、努力があって、技術が身に付く。私の場合は、月1回のペースなので、20年ぐらい後には、まあ、見られるものが書きたいな、と思ってやってます。そんなマイペースな教室長ではありますが、一方で受験が短期勝負であることは、よくわかっているので、みなさんには1年で合格してもらえるようがんばります。そして、その後は、恐ろしく長期の勝負がまっている。みんなも、がんばろう。しばらく「書初め」展示しておきます。欠席者は最初の授業日の休み時間などに書きますので、そのつもりで。(坂口先生の横のスペースは林先生の場所ですので、よろしくお願いします)保田 [0回]PR 2012/04/10 (Tue) 22:43 アスクでのこと Comment(0)