忍者ブログ

今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
22 November

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

08 May

実技力テストについて

 こんばんわ。実技講師のマシヤマです。

 この2週間にわたり、『実技力テスト』がおこなわれました。
その中のモチーフについて私の個人的な感想を記します。
まだ制作中の生徒もいたはず。 該当者は読まないで☆ いや、むしろ読んで☆ )

モチーフの一つに『(板状の)綿』があります。
白くて柔らかいのに、板状の形状はしっかりとあるモチーフ。
とても嫌ですよね! どうやって描けば良いのかわからないモチーフとはこのこと!

けれども「描き方がわからないから、手が入らず画用紙の白のままで終わってしまった」という意見を聞くと、なんとも寂しい気持ちになるのです。
「とりあえず何かやってみてよ!」と思う。
擦ったり、叩いたり、黒で描いたり白で描いたり、爪の先で画用紙を凹ませたり。何でも良いんです。

描き方にある程度の法則を見つけることはできます。今まで描いたことのあるモチーフならば、共通点を見つけることはたやすいでしょう。問題は【初めて出会ったモチーフをどうするか】です。初めて描くモチーフならば、いろいろと試さないと何もわかりません。
「描き方に正解の公式はないのなら、自分で見つけてやるぞ」くらいに思ってほしい。

私は予備校時代に『黒地の中の細かい白字レタリング』を描く方法を編み出しました。ひょっとしたら、先人の中に既に同じことをしている人がいるかもしれません。でも、私は誰から教わったわけでもなく始めたので、オリジナルです。(……と思っています。)

大げさですが、『発見した瞬間に生きている喜び』を感じるのではないでしょうか。
もっといろいろ発見してほしい。それを知らせてほしい。
「やられた!その手があったか!」と言わせてほしいのです。

<マシヤマ>

拍手[0回]

PR