こんにちは。サカグチです。
昨日、今日と寒い日が続きますね。今週の中ごろにはまた気温が高くなるようなので体調管理には気をつけて。
さて、前期授業も4週間が過ぎました。
新年度に慣れてきた今だからこそ、もう一度伝えたいことがあります。
3/20(火)の芸大受験説明会でも話したことですが、実際にアスクで学び制作に励んでいる今だからこそ、より実感できる事柄だと思います。
美術を学ぶとき、アスクで学ぶときに大切にして欲しい二つの学習の姿勢。
【演繹法的学習】と【帰納法的学習】
【演繹法的学習】とは、今まで知らなかった理論を知って、自分自身の制作に反映させるような学習。
そして【帰納法的学習】は、何枚も制作する中から、同じ課題を制作した他の生徒の作品を見る中から、理論や法則を見つけだし制作につなげていく学習です。
アスクの導入・指導・講評の中で、先生の話す言葉がいったいどういった性格を持った言葉なのかをもう一度考えるようにして欲しい。理論を伝えている場合もあれば、魅力的な作品の法則を一緒に見つけ出そうとしている場合もある。
また、自分が今対峙している問題がいったいどういった種類の問題なのかを考えるようにしてみましょう。
ただガムシャラに大変であったり、ただなんとなく毎日が楽しことばかりである必要はない。
たくさんの知識を得ながら、自分自身で考え判断できる人を育てたいとアスクは考えています。
こんなふうに言葉にするのは容易いけれど、実際に人が育つには長い時間と失敗が必要です。
試験まで、何度も落ち込むかもしれないけれど、各教室で先生たちが照らす道を信じてついてきて欲しい。
サカグチ