24 April 秋野不矩展 報告が遅くなりましたが、先週土曜日にスタンダード生達と京都国立近代美術館の秋野不矩展を見にいきました。日本画家秋野不矩氏は、30年以上前に京芸の教授でもあった人です。当日は天気もよく美術館のある岡崎公園やそこから見える東山や疎水べりの緑が美しく、美術館に入る前と後の楽しみもありました(ちなみに京芸一次試験会場「みやこめっせ」のすぐ側です)。今回は日本画ということで、京芸日本画出身のU杉先生に引率してもらいました。2時間じっくり見たのですが、多くの生徒が大作群に圧倒されていたようです。askでは年に数回京都市内の美術館、大学や街のギャラリーに行きますが、近年はなぜか日本画系が多い。描写系の先生に日本画出身の先生が多いからなのか京都だからなのか...昨年は狩野永徳展(国立博物館)と福田平八郎展(国立近美)、06は京都造形大ギャラリーオーブでの松本哲男展「鼓動する大地」(講演会、ライブも参加)、05の国立博物館での曾我蕭白展(横尾忠則講演会参加)などなどです。これは日本画に限らずですが、最近、京芸をはじめ、京都の美大で先生をしていた(いる)作家の大規模展覧会が多く、福田平八郎展をみた時は、京芸の色彩課題テーマでやたらと水関係が出題される理由がわかったような気がしました。そんな利点もあったりします。もちろん、日本画以外でも06抽象再訪展(講演会も参加/京都芸術センター)、渡辺恂三展(講演会も参加/大阪成蹊大学)、05現代ドイツデザイン講演会(京都芸術センター/成安造形大主催)など、現代美術やデザイン系の企画に参加する企画もあります。アトリエ外で学ぶべきこともたくさんあります。次は二条城の障壁画などを密かに検討しています。その前にとりあえず大文字山ハイキングです。これは純粋にお楽しみ企画です。山から志望校が見えた人は受かるという伝説もあります(うそ)。 〈Y師〉 [0回]PR 2008/04/24 (Thu) 19:36 アスクイベント Trackback() Comment(0)