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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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09 June

草津教室 AO対策講座

基本的に人というのは自分が一番なのでしょう。
言い合いになれば、一応自分が正しいという立場をとるし、
当たり前ですが、車が突っ込んでくれば、自分の身を守ろうとする。
自分のことは自分が一番知っていると思いたがるし、
自分のことは自分で決めると言いたがる。
他の人より自分が上手くやれば、やはり気分がいいし、
上手くやりたいと常々思っている。
だから、自分への査定はつい甘くなりがちです。

今日のAO対策講座の発表で、こんなやりとりがありました。
「今日は、かくかくしかじかという課題で制作しました。以上です」
「……え?それだけ?終わり?」
出だし二十秒の出来事です。
「はい、終わりです」
「うそ、え、何かないの?いや、あるでしょう何か」
「いえ、ありません」
「あれがあーだとか、これがこーだとか、あるよ。絶対ありますよ」
「ないです。わかんないです」
「そうなの?わかんないのはこっちですよ」
「いや、まあ、見ればわかると思います(プレゼンボードを)」

出ました。
「見ればわかると思います」
この言葉はですね、 大好きな自分には通用しますが、赤の他人には通用しません。
他人が自分と同じように自分のことを理解してくれると思うのは、 大きな考え違いです。
自分が自分に持つ興味ほど他人は自分に対して興味はない。
切に思います。
だからこそ、人は一生懸命「表現」なるものをし続けておるのでしょう。

この後僕、「見ればわかるでしょう」の彼に十分ほど、 講評と称した説教をたれました。
はてさて、自分は他人に説教たれられるほどの自分哉。 などとも思いながら。



はやし

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