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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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12 June

観察しよう

こんばんは。

実技講師の上杉です。

本日は前期第4週から、毎週土日に行われている特別公開講座、「AO入試対策講座」と「マンガ特講」の七条教室の様子をお伝えしたいと思います。

AO入試対策講座の風景
  

マンガ特講の風景
   


AO入試対策講座、マンガ特講を指導していて、「観察する事」の大切さを感じます。
はじめに観察ありき。

どんな物事でも、多面体だと思います。
見るアングルによって、様々に意味合いが変化するものだと思います。
良く見えたり、悪く見えたり、美しく見えたり、醜く見えたりするものだと思います。
あらゆるアングルからその物事を観察し、時には大局的に、特には局部的に、大きく、細かく、浅く、深く観察する事が大切なんだと思います。


先週のAO対策講座は、「自分の為の7月、8月のスケジュールを立てる」というものでした。
ある生徒の作品が非常に面白かったです。
詳しい内容はここでは割愛しますが、自分自身を観察する中で見出した実感、思いがけない発見による感動が散りばめられおり、作品の見た目は地味なものでしたが、とてもエキサイティングに感じました。


翌日のマンガ特講は、「自分自身が体験した日常の面白かったことや興味のあったことを1ページのマンガにしなさい。」というものでした。
ある生徒の作品、その生徒が現在通う高校の、個性的な担任の先生をモチーフに描いた作品でしたが、とても面白かったです。
描きたい人物像を、読者と共有したいその先生に対する自分自身の思いを、じっくりと観察し、掴みとる事が出来ていたんだと思います。

観察する事で得た実感のある情報を、いかに、第3者に寸分狂わずダイレクトに伝えられるか、せりふ・コマ割りなどの表現方法が練られていたと感じます。


いかに表現するかよりも、まずはどれだけ観察できるかが大切なんだ。
改めて観察する事の大切さを学ばせてもらった二日間でした。




上杉

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