18 June 七条教室 造形概論 本日の七条教室は、S先生による造形概論の授業が行われていました。 全部は聞けなかったのですが、とても面白そうな授業でした。 教室から、もれ聞こえるS先生の講義からは、 「何をよすがに人は生きるのか」、「なぜ人は表現するのか」 といった 根源的な問いが発せられていたようです。 途中でやたらと、S先生を含め皆口々に、 「パンツ」 という語彙が叫ばれる一場面があり、何事かと思いましたが、 後でその語彙の発端になったST生Kくんに訊いてみると、なんのことはない やっぱりよくわからず何事があったのだろうかと思いました。 もっと詳しく教えてくれと、Kくんに問うと 「とにかく、ぼくは遠い未来の人たちにパンツを残したい」 と熱っぽく語ってくれました。 ね、よくわからないでしょう。 しかしながら、Kくんのその切実な想いには、 「パンツ」という語感の持つ軽薄さとは裏腹に 人間存在の深遠な問題が横たわっているのではないか、 そう僕は感じました。 なにしろ「パンツ」などというものを身につけるのは、我々ホモサピエンスだけなのです。 パンツ、二足歩行、巨大な脳、物事を抽象する能力、洞窟壁画、イメージ生成…… 人間の表現活動とパンツが無関係だとは到底思えない。 いや、考えすぎか。 はやし [0回]PR 2012/06/18 (Mon) 22:22 アスクでのこと Comment(0)