21 June 米子講習 今年も行ってきました。米子デッサン講習会。 10年以上前から鳥取県主催の企画として 米子高校で実施されているおります。 例年2~3名の講師がアスクから参加していますが 今年度は 袖長先生(2年ぶり)、片岡先生(初)と保田(ほぼ毎年参加)の3名が行きました。 毎年保田が行くのは、ハレ男なので天気を良くするため、という説や 山陰の美味しい魚をどうしても食べたいためという説もありますが そんなことではなく(画塾、美術予備校が少ない、特に県の西部地域) 鳥取県の生徒達にデッサンを教えたいという熱意ゆえのことです。 素直でいい子ばっかりですからね。(京都の子がスレてるってことではないですが) しかし、今年度も、初日はやや際どかったものの、2日目は(豪雨の予想を裏切っての)快晴。 のどかな田園風景の中での講習となりました。 ※残念ながら写真では米子高校周辺の風景の美しさがイマイチ伝わらないです。 今年度のテーマは、『受験デッサンの基礎から実戦まで』 土日2日間だけの講習ですが、2課題の制作と芸大受験説明会で受験のデッサンが 一通り体験できるというものです。 初日は、発泡円柱と発泡球がモチーフ。立体表現の基本(形・明暗・描線)について学びました。つまり、3種の基本形態の描き方をしっかり身につけてもらった訳です。※ただし、立方体は導入での説明のみ 2日目は、実戦対策。いきなりですが、入試で出るレベルの課題を制作してもらいました。瓶は円柱の、レモンは球のバリエーション。昨日学んだことが試されます。もちろん、それにプラスして色や材質感の表現が求められますし、構成も難しい。片岡先生、袖長先生による導入では、構図と構成について話てもらいました。アスクの3人だけではなく、米子高校の清水先生にも指導に入ってもらっています。まるで仙人のような先生で作家としても保田はすごく尊敬しています。 (↓この方)今回初参加の片岡先生も、米子の風土、先生方の魅力、生徒さんの素直さと熱意そして魚の旨さ!に感動、ぜひ来年も行きたいとのことでした。しかし、米子講習は希望者は多く、競争率が激しいのです。 上段A、中断B、下段C の3段階評価をした上で講評を行いました。 評価に慣れていない生徒さんで、C をもらった人は内心ショックだったと思います。しかし、悔しさをバネに努力をしてほしいと思います。 がんばるのは、ここからですからね。 夏こそ、実技を伸ばす最大のチャンスです。 受験の夏=夏期講習の夏。 結局最後は宣伝ですが、ぜひ、京都まで来て欲しいです。ちょっと遠いけど。 絶対後悔はしないと思いますよ。 保田 [0回]PR 2012/06/21 (Thu) 23:09 アスクでのこと Comment(0)