23 June 草津教室 AO対策講座 本日も満員御礼、草津教室です。通常受講の生徒、振替の生徒様々ですが、なにより、今日はAO対策講座の最終日でした。最終日にして、どどっと人数は増えて、紅一点をまじえた受講者が5人。しかも今日の課題はグループワークでしたので、これは活発な議論が期待できます。期待どおり、今まで継続していた受講者が、本日初めての受講者を引っ張るような形で、とてもしっかりと課題に取り組めていました。なんの初めてのOさんもGくんも、引っ張られるどころか積極的に意見を放り込めていたようです。できあがってきたものも、なかなかに説得力あって、ストンと腑に落ちるようなものでした。それはいいのですが、何か気にかかる。もやもやしながら彼らとしゃべっていて、気づきました。ストンと落ちすぎているのですね。引っ掛かりがない。引っ掛からないので、脳みそを素通りしていきそうです。平たく言えば「おもしろくない」。優良なアイデアが形にしてあるのですが、ただのそれだけです。たぶん、ものをつくる人というのは、立派なことをさも立派に言うだけでは、ダメなのだと思います。ものをつくってない人なら、それでいいとは思いますが。作家の井上ひさしが、表現者たるものかくあるべしと創作活動の信念にしていた言葉を思い出しました。「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く」これを言うと、みんなわりとポカン顔をしていました。それは、たぶん僕の言い方に引っ掛かりがなさすぎた、と反省しきりです。はやし [0回]PR 2012/06/23 (Sat) 22:50 アスクでのこと Comment(0)