19 July 何を表現するのか こんばんは。先週土曜日から夏期講習が始まっています。また、今週は日程調整期間でもあって、続々とみんなが振替に来ています。塑像や玉葱の着彩、カボチャの色彩、レモンのでっさん…みんなしている課題はそれぞれ。 なんでだろう、課題モチーフの中に自然物があるとテンションがあがります。個人的には自然物が好きです。特に人ですかね。。作品のなかに自然物が存在していると、不思議と魅力が増します。それはやっぱり、単純なようで単純でない、自然の不思議なかたちや色、生命感が溢れているからでしょうか。作品作りは生命を表現することだと思っています。でも生命なんて、簡単に語れるものでも言い切れるものでもないし、私自身、理解できるとも思っていません。永遠の謎です。だからこそおもしろいんでしょうね。よく「心をこめて描く」とありますが、そうすることによって、本当に作品が心から生まれるんだと思います。同じ色を同じ量で塗っても、その時に心も一緒に絵筆にのせられたかどうかで全然違うと感じます。心をこめるから、ちょっとした違いや変化、違和感に敏感になれますよね。好きな人がいたら、その人の微妙な変化に気付けるみたいな。自分だからこそ気付けるみたいな!生命感を表現するために、技術の向上はもちろん大切です。でも、心も一緒にのせることを常に忘れないでおきましょう。森 [0回]PR 2012/07/19 (Thu) 21:57 彦根教室 Comment(0)