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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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29 July

「藝術立国~日本の芸術教育のあり方についての新提言」

 昨日、京都造形芸術大学へ行ってきました。
 オープンキャンパスでにぎわう中、
 教員向けの研修大会なるものが開催されていたのです。
 袖長先生と、わたくしサイトウが参加してきました。
 
 

 今後、またみなさんにも聞くとためになるとかんじる講演や、
 大学教授との連携授業などを企画して、
 この日学んだことを還元したいなと思います。

   
 

 かねてから、サイトウ個人としては、
 関西私大のAO入試での早期合格後のゆるい受験生の過ごし方は教育的にどうなの?
 本当にそれでクリエイターになれるの?ならせようとしてるの?
 という疑問がありました。
 決まるの早くない…?ということです。

 合格した子も意識が高ければ、
 国公立まで目指して葛藤しながら急成長をとげる同い年の人たちをみながら、
 危機感を持って過ごしてます。そういう子も何人も知ってる。
 バイトしようが、免許とろうがやる子はちゃんと自分のために勉強をする。
 
 AO入試という入試制度は、悪いものではないと思うんです。
 技術習得して、その結果だけで合否が決まる入試を経ても、
 結果的に将来の仕事や作家活動に確実につながるもんではない。
 AO入試で求められるようなコミュニケーション能力などの社会性も、
 クリエイターには必要だから。
 国公立受験生は実技力に甘んじず、作品を言葉で説明する力や、
 コンセプトを説明できるようにしないと、それはそれで良くないとは思う。
 でも実技力は使う使わないは別として、絶対誇りにできるから、がんばれ。
 単純に視界の見え方や理屈を知って感じながら生活できるって、
 財産だと思います。それだけでもまずは面白い。
 

 AO入試は時期の早さと定員の取り分の多さが制度としては問題だと感じます。
 だから、「AO入試説明会」「ムサタマトーク」
 「デッサンコンクール」  「ask通信 芸術の今後を語る」などの企画を立ち上げながら、
 各入試のメリットとデメリットを生徒や保護者に認識してもらった上で、
 受験に向き合ってほしいと思っています。

 「どの大学が一番」「どの入試制度が一番」なんて、
 そんな簡単な話はないと感じています。
 だから、複雑な情報を、なるべくわかりやすい形にして、
 届けるべきだと思っています。
 

 
 さて…
 全然関係ないけれど…のコ~ナ~

 教室の床の掃き掃除をしていて、
 毎日掃除してても、なぜこんなに埃が出るの、埃ってなに?
 と思って調べたら、
 「繊維から出る糸屑・毛髪・ダニ・ダニの糞・カビの胞子・フケなどが空気中に浮遊している状態や床などの隅に集まっている状態である。」ですってさ。
 そして、 「最近は、コンクリートにリサイクルできるようになった。」だって!
 びっくり。コンクリートにできるかもって発想した人、おもしろいな。


 <サイトウ>
 

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