07 September チャンスの前髪 我家には、黒猫一匹と、庭の蹲に金魚が2匹おります。みな元気にしております。黒猫は十三歳、大学に入学した年に大学の敷地で拾いました。金魚は今年6月、宇治の祭ですくったものを持ち帰ってきました。夏を経て随分と大きくなりました。彼らとも、縁あって出会い、今の私の家における生き物との密な共生空間があるのです。さて、ASKの話題に戻しますとモチーフを観察すること参考作品を見ること日々の課題内容を咀嚼し、把握すること指導内容や講評をメモしたものを、後で読み返し、思い出してみること学科の勉強家であった会話電車で見た風景テレビで観た番組本、マンガを読んで共感したこと映画、レンタルDVDで観たこと等等...これらはどれ一つとっても、誰かにとって、とても貴重な出会いの瞬間だったりするわけです。日常はけしてルーチンワークではないのです。毎日が同じに見えてきたらピンチ!お尻を叩いて眼を覚まし、見方を変えてみる。日々の出会いを蔑ろにしていると、目の前に現れたチャンスの前髪を“むんず”と掴めそうな好機や、またとない出会いの機会が訪れたとしても、それに気付けないほど人は鈍感になって行くものです。ASKのみんなは、日ごろ何に興味を持ち、どんな情報や内容をインプットしてますか? また教えてください。 そうした会話を通して、みんなにとって受信しやすい言葉、表現へと先生方の指導の言葉も変わってくるのだと思います。チャンスの前髪を“むんず”と掴むこれは僕が浪人のときお世話になった先生の言葉です。ささくれ立っていた二十歳の浪人生の心を、むんずと掴まれた瞬間でした。田和追伸、最近、彼が祖国ブラジルで絵を描いていて、彼を追ったドキュメンタリー映画があると知りました。「下手に描きたい 画家森一浩・ブラジルの挑戦」 監督:岡村淳http://www.100nen.com.br/ja/okajun/000044/20100503006405.cfm [0回]PR 2012/09/07 (Fri) 17:16 アスクでのこと Comment(0)