08 September 楽しさの種類 こんばんは。サカグチです。 本日、9/8(土)から「AO・推薦 私立芸大、国公立芸大 実戦対策講座」がスタートしています。 AO、推薦、国公立芸大の実戦課題をそれぞれの志望校に沿って受講できる実戦対策の講座です。 後期には他に「京芸補強」(9/24(月)~)と「マンガ特講」(9/16(日)~)があり、それぞれの状況にあわせて受講できるようになっています。(※ホームページに詳細をのせているので、チェックしてね) 勉強の秋、制作の秋、学科の秋、実技の秋、どちらにせよ楽しい秋がはじまります。 さて、「楽しいこと」と「ストレスを感じること」って対極にあるように考えていたけれど、もしかしたら表と裏の関係なんじゃないかと最近思っています。 ストレス解消にカラオケへ行こうというのもひとつの楽しさだけど、難しいことに向き合わなければ感じることのできない「別の楽しさ」もあります。 何が難しいのかといえば、自分の思い通りにいかないときこそ難しい。自分の思いを捨ててしまったり、無理矢理押し通してしまったりすれば、ストレスもやわらぐけれど、きっと楽しくもなくなる。 最初にあげた「カラオケの楽しさ」は、決して遊びの中だけで得られるものではなく、制作や勉強や仕事など「カラオケとは別の楽しさ」があるような場面にも潜んでいるから厄介です。 一生懸命勉強して楽しく感じたら、それはカラオケとは違う楽しさかというとそうではなく、結局カラオケと同じ楽しさだったりします。 やるべきことを決めて必死になる。折れそうになったけどやりとげる。充実感も得た。 だけどそこで感じている楽しさはまだ、カラオケの楽しさと同じだ。 「カラオケの楽しさ」と「別の楽しさ」が対極に位置しているのだと考えてみます。 どちらも楽しいけれど全然違う。得がたいのは「別の楽しさ」だ。カラオケの楽しさなんか必要ないといっているわけではありません。 AかBかどちらが正しいのかではなく、状況に応じてAなのかBなのかを判断することが重要です。 もちろん、AとBが両方必要なときだってある。 ここでいう「別の楽しさ」とはいったい何なのか。 そのバロメーターは他者にあります。チームメートであったり、家族や友人、生徒、自分以外の誰かにあります。自分の行動が誰かを助けたり、誰かを動かしたり、誰かを変えたりすることができたなら、そこで感じる楽しさはもう「カラオケの楽しさ」ではなくなる。 極端な話、カラオケでうたう歌で誰かの気持ちを変え、行動を起こさせることができたのであれば、そのカラオケの楽しさはもう「カラオケの楽しさとは別の楽しさ」となります。 今、楽しいけど、これって誰かの役に立つのかな。 今、充実感を感じているけど、これって誰かを助けるのかなと考えてみる。 できれば少しでも誰かの役に立ちたい。そこには得がたい楽しさがひそんでいるから。 サカグチ [0回]PR 2012/09/08 (Sat) 07:06 アスクでのこと Comment(0)