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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
07 April

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12 September

後期 『マンガ特講』、始まります!

こんにちは。

実技講師の上杉です。

今週9月16日(日)~スタートするマンガ特講(後期)に関してのお知らせです。
11月11日(日)まで、毎週日曜日に全8回で行われます。



詳しくはこちらから■■■


マンガ特講(前期)の様子。↓
七条教室の約半分の席を埋める受講者数で、非常に活気がありました。
 

マンガ特講の授業を通じて、この半年の中で僕が強く感じた事。

作品とは、自分以外の全ての人に向けた「プレゼント」だという事です。

自分の作品を観る(読む)前と後で、鑑賞者(読者)がほんのちょっぴりでも、世界の見方が広がる、しいては幸せになる事が出来る為の、プレゼントであるべきだと思います。

プレゼントの中身は、自分がこの作品を通して、「伝えたい事」。

自分がこの作品を通して、「一体皆に何を伝えたいのか」。
この事について、制作者側が恐ろしく無自覚で、制作しているシーンを数多く見てきました。

「伝えたい事の塊」は、地中にある化石のように、姿は見えません。
丁寧に繊細に掘り起こす必要があります。
慎重な作業になります。ずさんに掘り起こそうとすると、すぐに崩壊し、指の隙間からこぼれ落ちていきます。

その作業は、制作序盤に行うべき、作品の「命」になる部分だと思います。

ストーリー・キャラクター・構成・セリフなど、マンガ表現の全ての要素は、「伝えたい事」を核として、決められていくのだと思います。


「この作品を通して、自分は一体、何を伝えようとしているのか」
この事を掴みとる事が、作品制作に於いて、何よりも大切であると、強く感じます。



今週から始まるマンガ特講で、皆の作品を拝見する事を楽しみにしています。



上杉

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