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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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22 September

NET生の強みについて




最近、SP・ST生は坂口先生による問題解決力の講義授業を受けましたね。
卓上の制作と違って、講義形式の授業を受けて、気づいたことや得たものはありましたか?
実はこの問題解決力をつけることが、受験生の皆さんにとって如何に大事だということについて、今回は書きたいと思います。



僕は普段、七条教室で通学生をみていますが、通信で学ぶNET生の成長に期待しています。
夏期講習中は、彼/女らも遠路遥々来てくれました。
彼らの制作が、普段の提出作品より良い出来だったこと。
教室という緊張感も加わり、普段より一層集中して制作できたのではないでしょうか。
これはNET生が、通信制作を通して黙々と精進してきた結果です。



NET生は、通学生のように制作に集中するための教室という“場”が普段用意されているわけでなく、時に制作に身が入らなかったり、未完成で提出せざる得ないこともあると思います。
しかしこの逆境こそが、実はNET生の強みなのです。


少し想像してみて下さい。
もし通学生としてASK教室に通う皆さんが、今日各々の教室で制作した課題を、家に持ち帰って一人、同じ時間で、同じような完成度で描けると思いますか?
答えはNOです。まず無理でしょう。


NET生は、

・制作時隣にASKの先生が居ません。
・隣に同課題を一緒に制作する友人は居ません。
・一人で制作場所を確保し、モチーフを準備します。
・一人で緊張感を高め、一人集中します。

このように、何を始めるにもまずは一人で始めなくてはいけないという環境です。


制作の疑問点は、担当講師にいつでもメールで尋ねます。
提出後は、アドバイスや講評を頼りに、次制作に向かうのです。
つまり、NET生は制作だけでなく、制作~完成~次課題までの一連の流れを自己管理する能力も同時に鍛えているのです。
毎月提出されてくる作品は、この逆境を潜り抜けて描かれてくる、価値ある一枚なわけです。
そんな作品を採点させて貰うなか、NET生の取組みへの姿勢が見て取れると、思わずこちらが胸キュンする訳です。


試験では、いつもの教室で出来たことが出来ないということが起こります。
そしてそれを心配し憂いている通学生も多いはず。
それは、描いたり作ったりするのは、結局あなた一人だということの認識の甘さと、自信の無さが影響します。
通学生は、普段いかにASKの環境に守られ、また助けられて制作しているか知ること。
再度述べると、NET生は通信で制作~完成~次課題までの自己管理の方法と、制作中の問題解決能力を自ずと鍛えているんですよ。だから強い。

NET生の皆さん、自信を持って課題に取り組んでください。




少し長くなりましたが、通学生であたい本番に弱いんだなァと不安を抱いてるそこのあなたへ。
一人不安に恐々としていないで家でも制作してみてください。
その難しさ、大変さがあなたの弱点、気持ちの甘さをすぐに気付かせてくれます。
気付くだけではまだまだ、不十分。
要は、一人きりの環境で、問題点を克服するためにどう工夫し、そして解決できたか。
こういったNET通信を通して学べる取り組みの姿勢、みなさんその重要性に薄々感づきながら日々やり過ごしていませんか?


次回作品お待ちしております。

NET生についてはこちら


田和

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