23 September 銅駝高校 説明会に参加 こんにちは。北山教室のマシヤマです。昨日9/22(土)に京都市立銅駝美術工芸高校にておこなわれた【説明会】に参加してきました。銅駝高校に進学を希望する人たちはすでに知っていると思いますが、2013年度から適正検査の入試科目が変わります。<大きな変更は以下の点>①今までの『着色写生』がなくなり、かわりに『イメージ表現』が課せられます。 「言葉」と「モチーフ(1つ)」が与えられます。②適正検査は実技だけでなく、学科(英・数・国)も出題されます。「実技だけでなく、学科もしっかりと身につけてほしい」というメッセージですね。学科はそれぞれ6割以上の得点を目指しましょう。実技では、描写、イメージ表現ともに、基礎的な能力をバランスよく身につけておくこと。イメージ表現では『美しい色彩』、『豊かな発想』がテーマ。……とはいえ、「どうしたら良い画面になるの?」と困っている人もいるはずですね。まずは描きたい『物』をいくつか決めましょう。(与えられたモチーフとは別に)同時に『状況』も決めてみましょう。『物』が決まればそれをどう画面に入れるか、「大きさ」は?、「角度」は?、「数」は?とどんどん決まってきます。『状況』が決まれば「物をどう入れるか」?、「絵具の色や濃度」は?、「筆の動かし方」は?。これも少しずつまとまってくるはず。そして一番大切なのは「好きな絵を、美しく描いて、相手に伝えたい」という気持ちです。好きで一生懸命描いた絵は、絶対に感動を生みます。最後に紹介を……。【ねむの木学園】の生徒たちの作品です。障害を持った子たちが描く作品は、人に評価されることを前提としていない。時間や条件に縛られない。好きな世界を夢中で描いている。だから妥協もしない。 これが芸術の全てとは思いませんが、とてもシンプルで表現の基本の姿のように思います。その素直さに心打たれます。完成度も高く、そこでもう一度感動してしまいます。<マシヤマ> [0回]PR 2012/09/23 (Sun) 17:12 アスクでのこと Comment(0)