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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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27 September

憶えてたいの



朝起きると原因不明の歯痛におそわれている。
わけもなく悲しい気分になることがある。
七条教室の階段で、一日の活力の70パーセントを奪われる。
次から次へと怒涛のように物事を忘れていく。あるいは新しいことを憶えられない。
秋の気配とともに、自らの老いの気配も感じています。はやしです。

さて最近、色彩構成を指導することが多いのですが、気になるのは
「これってやっちゃダメですよね?」「こうしないといけませんか?」
という質問です。非常に多い。

条件に付されていない限り、やっちゃいけないことなんぞ何ひとつありません。
こうした方がいいかもね、というのはあるかもしれないが、
こうしなけりゃならないなんてこともない。
色彩構成は、かなりわがままの通る科目だと思っています。

私は課題をこう解釈してこうしたいんだ、という強い意志でもって、
とりあえずは何でもやってみて欲しいと思います。
「これをあなたたちはどう判断するの?」と講師側を挑発して欲しいと思います。
ただやっぱり、こうした方がいいかもね、とは言いますが。
基礎的なことはきっちり踏まえようね、とは言いますが。

オドオドと尻込みしているような、つまらない作品は見たくありません。
上手くいってようが、いまいが、かまうこたないです。
このもろいガラスがごとき儚い記憶力にも、しかと訴えてくれるような、
良い意味でも悪い意味でも強度のある作品が見たいです。


はやし

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