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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
24 November

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15 October

無題

センター試験まで100日切ったんですね。
昨日のブログ衝撃でしたよね。
ってことないか。常識ですか?
実は私もあの日めくりカレンダー見て昨日気づいてました。
もう100日ないのか。早いな。ということは直前講習もすぐ、ということですね。

しかし、世間は「芸術の秋」でもありますよね。
展覧会も充実しておりますね。すごく。

受験生には実に「悩ましい」季節なんですね。
ちなみに、    ↑この「悩ましい」の用法は間違いです。知ってました?
でも、言葉って間違った用法が、そのうち正しい用法になったりするので
現代文の評価とか難しいのでしょうね。
まあ、それを言うなら美術はもっとかもしれませんが。

さて、受験時代ははるか過去となった大人向け教室
アスク美術倶楽部では、美術館、ギャラリーに行きます。

タイトル ◆10月21日(日)京都国立近代美術館「高橋由一展」見学、周辺ギャラリーめぐり
参加者募集中です。
くわしくは、先週のブログ (※だいぶん下までスクロールして下さい) 美術館に行く前にレクチャーを行いますが
いろいろ勉強しています。
もちろん高橋由一については、ある程度知っていますが、
レクチャーできるほどか?と言われると、それは無理。
かなり調べないと…。

大人になると、こうやって仕事がらみでいろいろ勉強できる。

実は、授業でデッサンや色彩についての理論を語ったり、具体的に指導したり
美術史では西洋絵画、抽象と具象、仏像など様々なテーマについて
語っていますが、やはり、それについて語ったり、教えるためには(その直前に)勉強がいる。

誰でも大人になれば、なんらかの仕事をします。
で、そこで、いろいろと勉強することになる。
私の場合も、この仕事をしたから
勉強できたということはいろいろありますね。


例えば、京都のお寺などいろいろ行くようになったきっかけは
アスク(の前身の駿台美術科)で、建築系の指導を担当したことがきっかけだった。
建築系の課題でお寺のような建築物の写真を模写する
という課題が、当時あり
また、建築に関する小論文もあったので、 そんな指導をしているうちに、
実際に観にいく必要も感じたし、興味もわいたのです。
つまり、仏像とか仏画よりも、寺院建築、庭園がきっかけでした。
学生時代は、自分は「現代美術系だ」という意識で
京都に住みながらも、お寺なんてどうでもよかった。
(油絵科の)先生には、いろいろ見とけ、特に日本の寺にある絵画を…
と言われてはいましたが。まさに「馬の耳に念仏」状態でした。
ほんとにもったいないですね。京都にいながら。

まあ、しかし、縁あって今はその価値に気づくことができ、
今いろいろなお寺で勉強させてもらっています。けっこう拝観料高いけど。
だから、大人になっても勉強はできる。

しかし…。ここから強調
大人になってから勉強の前提として
高校時代や大学時代の勉強(受験勉強も含まれる)が
けっこう大切だったりします。

例えば、美術史の自分にとって大切分野の詳細を調べるにも、
歴史の概略がわかってれば、どこらへんを調べれば良いのかすぐにわかる。
それから建築系の小論文問題つくるといっても
見よう見まねでも、なかなか難しい。
大学時代に磯崎新とか隈研吾とかの本(けっこう難しいが流行っていた)
をがんばって読んでいたことが活かされたわけです。
寺はめぐってなかったけど、現代建築には興味がありました。
また、勉強法や勉強癖がついている、ということも、
高校時代、受験時代に身につける部分ではないでしょうか?

なので、受験生のみなさん。
つらいかもしれませんが、
センター対策がんばってください。
保田

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