15 October 無題 センター試験まで100日切ったんですね。 昨日のブログ衝撃でしたよね。ってことないか。常識ですか? 実は私もあの日めくりカレンダー見て昨日気づいてました。 もう100日ないのか。早いな。ということは直前講習もすぐ、ということですね。 しかし、世間は「芸術の秋」でもありますよね。 展覧会も充実しておりますね。すごく。 受験生には実に「悩ましい」季節なんですね。 ちなみに、 ↑この「悩ましい」の用法は間違いです。知ってました? でも、言葉って間違った用法が、そのうち正しい用法になったりするので 現代文の評価とか難しいのでしょうね。 まあ、それを言うなら美術はもっとかもしれませんが。 さて、受験時代ははるか過去となった大人向け教室 アスク美術倶楽部では、美術館、ギャラリーに行きます。 タイトル ◆10月21日(日)京都国立近代美術館「高橋由一展」見学、周辺ギャラリーめぐり参加者募集中です。 くわしくは、先週のブログ (※だいぶん下までスクロールして下さい) 美術館に行く前にレクチャーを行いますが いろいろ勉強しています。 もちろん高橋由一については、ある程度知っていますが、 レクチャーできるほどか?と言われると、それは無理。 かなり調べないと…。 大人になると、こうやって仕事がらみでいろいろ勉強できる。 実は、授業でデッサンや色彩についての理論を語ったり、具体的に指導したり 美術史では西洋絵画、抽象と具象、仏像など様々なテーマについて 語っていますが、やはり、それについて語ったり、教えるためには(その直前に)勉強がいる。 誰でも大人になれば、なんらかの仕事をします。 で、そこで、いろいろと勉強することになる。 私の場合も、この仕事をしたから 勉強できたということはいろいろありますね。 例えば、京都のお寺などいろいろ行くようになったきっかけは アスク(の前身の駿台美術科)で、建築系の指導を担当したことがきっかけだった。 建築系の課題でお寺のような建築物の写真を模写する という課題が、当時あり また、建築に関する小論文もあったので、 そんな指導をしているうちに、 実際に観にいく必要も感じたし、興味もわいたのです。 つまり、仏像とか仏画よりも、寺院建築、庭園がきっかけでした。 学生時代は、自分は「現代美術系だ」という意識で 京都に住みながらも、お寺なんてどうでもよかった。 (油絵科の)先生には、いろいろ見とけ、特に日本の寺にある絵画を… と言われてはいましたが。まさに「馬の耳に念仏」状態でした。 ほんとにもったいないですね。京都にいながら。 まあ、しかし、縁あって今はその価値に気づくことができ、今いろいろなお寺で勉強させてもらっています。けっこう拝観料高いけど。 だから、大人になっても勉強はできる。 しかし…。ここから強調 大人になってから勉強の前提として 高校時代や大学時代の勉強(受験勉強も含まれる)が けっこう大切だったりします。 例えば、美術史の自分にとって大切分野の詳細を調べるにも、 歴史の概略がわかってれば、どこらへんを調べれば良いのかすぐにわかる。 それから建築系の小論文問題つくるといっても 見よう見まねでも、なかなか難しい。 大学時代に磯崎新とか隈研吾とかの本(けっこう難しいが流行っていた) をがんばって読んでいたことが活かされたわけです。 寺はめぐってなかったけど、現代建築には興味がありました。 また、勉強法や勉強癖がついている、ということも、 高校時代、受験時代に身につける部分ではないでしょうか? なので、受験生のみなさん。 つらいかもしれませんが、 センター対策がんばってください。 保田 [0回]PR 2012/10/15 (Mon) 22:20 アスクでのこと Comment(0)