18 October 特講ざかり ムサタマトークに出演してもらった、 多摩美術大学の広報 米山さんのブログにこんな言葉が。 (中略)受験生も今を大切にしてほしい。 スキルを身につけるには時間がかかる。 スキルがなければ伝えたいものが伝わらない。 それが美大だ。 かっこいい…(笑) 本日北山にいます、サイトウです。 久しぶりに北山高卒生の立体授業に入りましたが、 独創的な形を試行錯誤できていてびっくり。 すごく成長してますね。 今の時期、私立芸大推薦入試の対策講座や、 国公立の対策講座が各教室で実施されていますが、 本当にこの時期の伸びはすごいと思います。 試験が近く、意識が高くなっているのと、 同じ科目を毎日繰り返し練習できるということで、 ぐんぐん作品が改善されていきます。 繰り返すことで無駄が省かれ、 本質が何かがつかめて、 洗練されていくっていう状態なんだと思います。 でも、 「○○大学の入試作例を見てると、こういう傾向が多いから」とか 「なんとなく」とか 「先生が前こういうのがいいって言ってたから…」 時々作品の意図をきくとこんな理由がかえってきます。 慣れてないうちはしょうがない部分もあるけれど、 批判性も、自分の勇気ある判断もない迎合は、 「芸術」の本質と最も遠いところにあるように思います。 自分の思考が浅いとき、それはハズカシイと感じたほうがいい。 恥をかくのは悪くない。 でも恥の自覚がないのは立ちが悪い。 自分のみえる範囲でものさしを固定してしまってて、 人の話の可能性に耳と脳みそが開いていない。 もっと「なんで」「なんで」「なんで」「なんで」って繰り返して。 甘えんぼな自覚のある人は、すぐに他人に答えを聞かず、 ふんばって自分で答えを考えて。自分で調べて。 はぁ、結局自分自身に言っているようにも思います… 20代になっても勉強であります… がんばろう。 おまけ。手作り骸骨ピアス。立体の授業終わりにできあがっていた。 <サイトウ> [0回]PR 2012/10/18 (Thu) 20:09 アスクでのこと Comment(0)