07 November 理解はカウンターパンチ こんばんは。 実技講師の上杉です。 NET生からの提出作品の添削を行う為、本日は北山教室に勤務しています。 先週・今週にかけて、NET生へのご自宅に電話を行い、志望校や現在の学科力の確認など、また冬期・直前講習の受講計画を立てるなどの面談を行っています。 電話で自宅に掛け、話すと、普段、教室で接する際には知る事ができない、それぞれの家庭の中での様子がわずかに垣間見れます。 「あ、お祖母様が出られた…、2世帯住宅なんだ。」 「こんな遅くまで学科塾に通っているのか…」など。 普段あまり接する機会がない分、ほんとに一気に親近感が湧きます。 今回の電話掛けでの収穫。 それは、皆が「本気」であった事。 こちらからの質問に対して、選ぶ言葉や、イントネーション、言葉と言葉のちょっとした間に「本気さ」は宿ると思います。 今週末の指定スクーリング、また、迫る冬期直前講習に向け「頑張んなきゃ!」と、講師に思わせてくれる、とても嬉しい出来事でした。 だからこそ一言。 今回、11月提出作品、NET生皆の作品を拝見して感じた事。 あともう一歩の粘りを見たかった。 描写、色彩などの平面作品に於いては、あと少なくとも2時間くらいは問題点にぶつかるべきだったんじゃないだろうか。 完成度が低い事が問題ではなく、まだまだ粘れる余地が残っている状態の作品である事が問題であると感じます。 効率性や上手さなんて今の時期は「まだ」気にしなくても良いと思います。 悩む事に粘る事。 頭がパンクするくらい、時間の許す限り、悩みぬいた痕跡を、そんな、ドラマのある作品が見たかった。 時間・物量を掛け、悩んだ分だけ、カウンターパンチのように大きな理解がやって来る。 たぶん、絶対そうだ。 上杉 [0回]PR 2012/11/07 (Wed) 17:52 アスクでのこと Comment(0)