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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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08 November

日常にメリハリを



 こんばんは。サカグチです。
『メリハリ』がある教室、『メリハリ』がある関係が好きなのですが、メリとハリっていったいどちらが厳しくて、どちらがゆるいのなのかなとふと気になりました。どちらも硬そうな音で、厳しいように感じます。
 
 調べてみたところ、「減り(めり)」は低い音、「上り(かり)」は高い音をあらわす音楽の用語が語源だそうです。なのでメリがゆるい状態、ハリが厳しい状態ですね。
さて、厳しさに関して。

 大村はま という国語の先生がいました。その人の本の中に、「大人は子どもたちが厳しいことを嫌うように思いがちですが、本当は厳しいことを期待している部分もあるのですよ」というようなことが書かれていて、納得した記憶があります。
 
 人は油断すると楽なほうを選んでしまう。だからこそせめて教室は厳しい場所、厳しい時間であって欲しい。
 そんなふうに考えることもできますが、果たして、人は楽なほうを選んでしまうものなのでしょうか? 目の前に分かれ道があったとき、自分にとって難しいほう、苦しいほうを選択する人、自分にはまだ備わっていないことを認めて新たに身につけようとする姿勢を当たり前に選ぶ人も世の中にはいます。そういう人ははたから見ていて苦しそうかというとそうではなく、とても楽しそうに見えたりします。



  サカグチ

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