20 November 美術史報告~無料デッサン講座 こんばんわ。保田です。 本日七条教室で美術史の授業を行いました。 今日の授業は「抽象と具象」の2回目だったのですが… 前回に引き続き、抽象絵画とリアリズム絵画をさらに紹介しつつ 抽象的傾向が強い東洋絵画と具象的傾向が強い西洋絵画を紹介… ※ここでも展覧会紹介しておきます… 京都国立近代美術館 山口華楊展 神戸市立博物館「マウリッツハイス美術館展―オランダ・フランドル絵画の至宝―」展 さらに、抽象と具象を 抽象化と具象化(具体化)という方法としてとらえ デッサンでは抽象化という行為が不可欠、 逆に、マンガやイメージ表現では (テーマの)具象化が不可欠というような話をしました。 ※試しに抽象化なしに、デッサンが描けるかどうかも試しました。 ⇒保田作例⇒ やっぱり無理ですね。 軸とか構造という概念が使えず、単純化もできなかったら… (作例では一部、してしまっています。 しかし、受験生のデッサンを見ると、 そんな知的操作がまだまだ足りませんねという結論) 元アスク講師池田先生による 石膏デッサン制作過程写真(抽象的なとらえ方の例) ⇒ ⇒ ⇒ 元アスク講師鈴木裕希先生による人物~抽象化~キャラ化の例 ※この課題の場合は、マンガであっても具体化ではなく、抽象化がテーマです。 最後に、この秋、保田が観にいった展覧会の写真を紹介しました。 ところで、今週の金曜、アスク各教室で無料デッサン講座があります。 11月23日(金)祝日(勤労感謝の日) 13:00~17:00 詳しくはこちらをご覧ください→■■■ えらい唐突な紹介ですが… 実は今回、紹介した展覧会※下の方までスクロール の作家の一人、水原 早紀さんは アスク~京都造形日本画大学院卒の若手作家ですが (今回、創画展にも出したそうですが、見逃してしまった) 高1の時にアスクの無料デッサン講座を受けています。 その時の印象をまだ憶えてて、もう10年以上前なのですが。 展覧会場で、その話をしてたことを思い出しまして…。 無料デッサン講座からスタートして、創画展に出すまで あっという間だな、と思いまして。 いやいや、こっからが大切なんですけどね。 でも、スタートも大切です。 保田 [0回]PR 2012/11/20 (Tue) 00:16 アスクイベント Comment(0)