26 November 好きな事について こんばんは。七条教室より、実技講師の上杉です。僕は、将棋とロックン・ロールと鉛筆デッサンが好きなのですが、将棋はとても弱いです。最近は指す人がいないので、全くやってませんし、TVの名人戦を熱心に観戦するほど詳しくもないのですが、好きなものは何か?と尋ねられたら「うーん、将棋かなァ」と答える自信はあります。誰かお時間が合えば、相手をして欲しいなと、常々考えています。ロックン・ロールは、いい大人が……なんて言われるかも知れませんが、いつまでも好きでいたいなと思ってます。七条教室の中学生や基礎生の生徒からCDを貸し借りしたりして、年々、年が離れていく生徒さんとを繋げてくれています。この間、CDレンタル屋さんで、「kitty daisy & lewis」というイギリスの3人兄弟のバンドを知り、借りたのですが、「嗚呼……最高。」と、心の中でつぶやきました。(受験生時代、鉛筆デッサン、というか実技全般が心底嫌いになった時期がありますが、)始めて画塾に通った日から、今の今まで、13,4年間くらい、好きなままです。授業が終わった後、田和先生に色々とデッサンの疑問、質問を投げかけて、お答えしてもらっていたのですが「なるほど、こういう考え方もあるのか。ふーん、今までこういう風に思っていたけど、確かにそっちの方がしっくりくるなあ」など、思ったものです。まだまだ分かっていない事の方が多いんじゃないか。と思うくらい、今でも新たな発見があり、本当に面白いなぁと感じます。鉛筆デッサンは描くのはもちろん、描いている人を見るのも好きです。熱心に画面に向かって格闘している生徒達を見ていると、「ほんと、良いなぁ」と思ってしまいます。どれも10代の頃からずっと好きな物です。あんまり変わってない、というか、頑固に変わってくれない。たぶん生徒の皆くらいの時期に好きになった事って、かなり確信に近いくらい、自分にとって本当に好きな物なんじゃないかと、31歳の僕は思います。色彩構成の作品などで、特にこの時期、技術が付いてきた生徒の作品を見るときによく思うのが、「上手くなっているけど、本当にその人が良いと思って描いているのかな。」と言う事。何が良いのか、中々決断は出来ないと思いますが、少なくとも「自分の好き」は、もう知っていると思います。普段の制作に於いて、特に色彩構成などでは、自信を持って、もっと我がままを見せていいんじゃないかな。と思います。上杉 [0回]PR 2012/11/26 (Mon) 22:57 アスクでのこと Comment(4)