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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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07 December

漫画のこと

 こんばんわ。北山教室のマシヤマです。

最近、マンガという日本の文化について考えることが多い私です。
■20代半ばから、なぜマンガを買う量が激減したのか?
■小学5年生の時に買い始めたのに今も連載が続いている『〇〇の紋章』というマンガはいつ終わるのか?!
■面白くないマンガについての文句は作者に言うべきか?それとも編集に言うべきか?
■『ポケベル』とかを描いてしまった当時のマンガの作者は、今どう思っているのか?今は何食わぬ顔で『スマホ』を登場させているのか?
などなど。


マンガの話に派生して……。
手塚治虫に影響を受けた漫画家の一人である矢口高雄という漫画家の自伝漫画に(読みにくい文章)こんなエピソードがあります。
『手塚治虫の漫画を初めて読んだ瞬間【画面を突き破って車が自分に迫ってくる衝撃】を受ける』というもの。
おそらくそれまでにはない革新的なコマ割りとアングルの連続で、当時は相当ショックだったのでしょう。
 ←その自伝漫画はこれ。

コマ割りというのも考えるととても面白いです。
実は枠線の『太さ』『平行・垂直』『斜め加減』コマの『サイズ』『形』などに人間の心理を煽る不思議な仕掛けがあって、読み手はそれを頭で考える前に認知して世界に引き込まれてしまうってわけ。
面白いマンガを読む時に枠線なんて目に入らないし、むしろ映画を見ているように自然に時間が流れていますよね。
 ←コマ割り解説図(他のHPからの拾いもの)
 ←昔のコマ割り。レトロでむしろ良い雰囲気(『のらくろ』より)
 ←やはり今でも斬新。(『ブラック・ジャック』より)
 ←昔のマンガというべきか?(葛飾北斎:作)

最後に、今マンガを描いている生徒の皆にお勧めの写真集です。
 ←『ハイパーポーズアングル集』
普段の生活ではけして見られないポーズが満載です。けっこう勉強になりますよ。

<マシヤマ>

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