おちゃめ

今日、七条教室ＳＴ生のＩくんが、こんな姿で登校してきました。
バニーボーイ。
彼の登場で、教室におちゃめの花が爛漫に咲き誇りました。

なぜバニー？　どうしたボーイ？　と、一瞬うろたえましたが、
ときに人間は意味から逸脱した行動をとるものです。
生物として常識的な行動ばかりとるほど、人はお行儀のいいもんじゃないでしょう。
このちゃめっ気たっぷりのバニーボーイを世界の紛争地帯に連れて行ったら、
殺しあうことが生きるため常識になっている政府軍もレジスタンス部隊も、
紛争などばかばかしくなって「オウ！フーリッシュ！」とか言いながら地面に武器を叩きつけるんじゃないか、と思いました。叩きつけて、全員Ｉくんを見習ってバニー兵になれ、とも思いました。

考えてみれば、アートもデザインも人間の営為としてはおちゃめ担当なわけで、生きていく上で、なんの腹の足しにもならんもんです。
だけど僕はそういう一見無駄なものが、人には必要なんだと信じています。
常識にあぐらをかく者を手厳しく取り締まるのが、Ｉくんのバニーボーイのようなおちゃめイズムです。

あのね、
受験ごときの圧力なんぞ屁でもない、七条ＳＴ生はたくましい。
あなたたちは、それでいけ。



はやし