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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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07 February

アスク美術倶楽部 京芸作品展 見学企画!



保田です。

京芸模試も2日目、模試受験者のみなさんお疲れ様です。
京芸入試は2日間になるので、本日で試験は終了。
でも、明日の講評こそがある意味本番です。
自分の現状をしっかり確認し、入試までの課題を明確化
することこそが模試の目的であって、その最終確認作業
が講評会なのですから…。
足りない点をどうすれば取れるようになるのか、しっかり
確認して帰ってほしいと思います。


さて、本日のブログは、アスク美術倶楽部2013年初企画のお知らせです。

アスク美術倶楽部で、京都市立芸術大学作品展を見学します。
その後、京都芸術センターまで移動し、「Project ’Mirrors’」展を見学します。

(なので、美術倶楽部の方への内容ですが、京芸受験生、その他受験生にも読んでほしいなあ)


とりあえず企画は以下の通り 

日時:2月17日(日) 12:45~18:00

第一部 京都市美術館 京都市立芸術大学作品展 見学
http://w3.kcua.ac.jp/exhibi/index.html
12:45      京都市美術館 玄関集合 
13:00~14:00  ①美術館内絵画系(油画、日本画)を保田といっしょに見学
14:00~15:00  ②ギャラリートーク※(市長賞、大学院市長賞受賞者本人による作品解説)を聞く  
15:00~16:00  ③美術館内の作品を自由に見学

16:00~17:00   京都芸術センターに移動 

第二部 京都芸術センター展覧会ドラフト2013「Project ’Mirrors’」 見学http://www.kac.or.jp/events/1470/
17:00~18:00  ④「Project ’Mirrors’」を自由に見学
18:00 終了   
終了後 希望者は京都芸術センター近隣のカフェ等で感想等、意見交換

 ※ギャラリートーク終了時間は予想です。大幅にズレた場合、後の時間を調整する予定。




ギャラリートークではアスクOBも沢山出てくるはず



ということなのですが、流れとしては…
油画、日本画を中心に保田の解説も交えながらじっくり見る。ここでは、具体的な制作のヒントが得られると思います。(美術倶楽部ではデッサンや油彩など絵画制作を行っている生徒さんがメインなので)
次は、ギャラリートーク。市長賞の受賞者(全科)による作品解説を聞くことで、デザインや工芸も含め幅広く学び、その後は、自分が興味を持った分野の作品を自由に見てまわります。
最後は芸術センターで行われている展覧会「Project ’Mirrors’」(これはかなり実験的な試みのようです)を鑑賞することでアートにより深く触れる、といった流れです。
半日の企画ですが、本気で作品を観るとかなり疲れるとは思いますので、昼ごはんはしっかり食べた状態で参加して下さい。

参加者は電話かメールで16日(夜)までに連絡お願いします。
  ※途中まで、途中から参加、などの場合、その旨お伝え下さい。



■京都市立芸術大学作品展について
2月は、芸術系大学の卒展シーズンです。京都芸大の作品展を見ます。学生の展覧会なんか、と思う方もおられるかもしれませんが(いないか)一応、西日本ではトップレベルということになっている京芸なので、それなりの作品が集まっているはずです。なんて、客観的なこと言っていますが、保田も毎年観にいっているので(昨年はどうしても行くチャンスがなく逃したが)だいたいのレベルはわかっている。自分も学生時代は出しましたし。
京芸の作品展は、実は卒展ではありません。何故か大昔から、全学が展示するという伝統があります。市立なので、やはり市美から会場的に優遇されている面もあると思いますが、全学が出せるということは、1年の締めとして、京芸のカリキュラム上、大きな意義を持っています。観る側からすると1・2回生の作品など見せられても??という面もありますが、1回~院2までを一望することで、こうやって年々レベルアップしていくんだな、ということがわかったり、ある意味興味深い面もあります。
とはいえやはりメインは4回生の卒制展と院2回生の終了制作展がでしょうね。それぞれ自分の興味のある分野の卒制、終了制作をメインに観る訳ですが(受験生の場合は自分の志望コース)全体を通しての保田が最もお勧めしたいのはなんといっても日本画の模写室の展示ですね。まあ、東洋美術の粋ともいえるような作品群の寸部違わぬ作品が並んでいる訳だから当然ともいえますが圧巻ですね。

ちなみにアートスクールのOBは入学後も非常にがんばっている人が多く、例年受賞者続出なのですが、17日のギャラリートークでは、受賞者本人による作品解説があります。自作を語るというのは非常に難しいことだとは思いますが、特にデザイン系の作品などはコンセプトを説明してもらうとわかりやすくて良いと思います。



2011年度(2年前)作品展より(すべてアスクOBの作品)



油画作品



版画作品





日本画(模写含む)作品 ※アスク講師作品の前でアスク生と出会うこともあったり…(土曜午前)



左)油画2回生、右)日本画院1回生
※アスクで席を並べて対策してた2人が作品展でも並んでたりってこともあったり…

  
日本画3回生 ※入試の再現作品と作品が似てたり…
 (なんてことは僕しかわからんことですが)






デザイン科作品


彫刻、構想設計作品


工芸科作品




■京都芸術センター展覧会ドラフト2013「Project ’Mirrors’」について
京都芸術センターは、京都市が運営しているアートスペースなのですが、毎年この時期、芸術センターの2つのギャラリーを使った展覧会企画を公募しており、それが「展覧会ドラフト」です。毎回、意欲的な企画が持ち込まれ、審査過程も公開されたり、と面白い試みなのですが、今回選ばれたのがこの「Project ’Mirrors’」ということです。
「展覧会ドラフト」としては異例の「個展」形式なのですが、作家と批評家のコラボレーションによって作られた展覧会のあり方、という点は、普通の個展とは違った様々な試みがあるようです。作家の稲垣智子さんの作品はずいぶん前に1度だけ観たことがありますが、非常に興味深い作家だと思った記憶があります。これも楽しみな展覧会です。
芸術センター自体、小学校をリノベーションした空間が面白く(元明倫小学校)京都のアートスポットとして有名なところなので、ぜひ一度は訪れたいところです。


保田


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