10 February 京芸模試 追記 保田です。京都は北山から。京芸模試について書きたい。(しつこいようですが)今回保田は2日間草津教室で試験監督をしていました。現役生中心の草津教室もかなりレベルアップしてきており、1日目の描写・色彩はある程度、手ごたえを感じていた。ところが…2日目、最後の立体課題の終了を告げ、作品移動の練習をした後、立体が机上に並んだ瞬間「えっ、動物いないやん!」(テーマ:「動物」)いや、よく見るとハリネズミのようなものがかろうじて1匹だけいた。もちろん、動物1匹(1頭)をつくれという課題ではないのであって、「動物」がテーマの立体構成なのだから、抽象化OKではあるのですが…しかし。ショックでした。まさか超オーソドックスなテーマの「動物」が盲点だったとは…?(だいたい夏期講習で一回やったテーマだし)そんなことが伝わってなかったのか?確かに、「立体構成」として「形になっているもの」をつくれ、ということは、強調はしてきたのだが、テーマを無視して良いということではない。しかし、ショックは受けたが、ある意味、安心もしました。つまり、模試を通して、一つ盲点に気づけたということです。今、気づけて本当によかった…。模試ってそういうものなのです。だから、今回(立体に限らず)模試の点がひどかった生徒も多数いる訳ですが、「得点」にショックは受けないでほしい。そういうことじゃないんです。むしろ、問題点に気づけた、命拾いした、と感じて、残りの講習で、思いっきり問題点の修正に励んでほしい。(講評会で自分の問題に気づけなかった生徒は、必ず担当講師に確認すること)京芸の得点は、作品のちょっとしたレベルの差で大きく変化します。相対評価なので、順位ががまず決定され、その後、点が割振られる。はっきり言って受験生の作品は大半が「どんぐりの背比べ」です。なので、ほんの少しの差で上下は大きくぶれます。結果として、例えば、今回の模試で100点以下の人が本番で満点近い点をたたき出すということは十分考えられます。というか、毎年、実際にあります。 (てことは、逆もあるので、注意しましょう。脅す訳じゃないけど)保田(体調管理にも気をつけよう)17日アップの京芸ファイルでも、直前模試について少し取り上げますので、ぜひ見て下さい。 [0回]PR 2013/02/10 (Sun) 16:49 アスクでのこと Comment(0)