23 February 大切なことを思い出す為のブログ こないだの京芸作品展にて。学内展で懐かしい人に出会いました。アスクで二浪した後、京芸に進学した、五年前の生徒。昨年卒業して、今はデザイナーとして働いているとのこと。彼の大学四年間は知らないが、始まりは知ってるので、ちょっと感傷的な気分になった。夢を叶えたということか。ふとそう思うと、なんかすごい事だと思えて、そのことを彼に話すと「そうっすかねぇ?」とケロっとしていた。だって五年ほど前、北山教室で、不貞腐れながらデッサンしていた頃の事を思い返したらさぁ、と。僕には少し前の事だけど、彼には大昔の出来事なんだろう。僕は基礎生の引率、彼は知人からの頼まれ事があり、お互い忙しかったので、ほんの五分程の会話。数日後、少し残業した後の帰り道、駅のホームで、三年前の生徒にあった。現役生の時アスクにかよっていた生徒。浪人からは関東の予備校に通う為に下宿すると聞いていたが、その後音信が途絶えていた。一浪で見事、難関大学に合格し、今は大学でインテリアを学んでいるとのこと。「あの頃は大変そうやったもんな」「はい、ほんと部活が忙しかったんで。」お互い少し緊張していたので、会話を切らさないように話した三駅分のほんの七分程の会話。関東芸大のカリキュラムや日々の様子を、笑顔を絶やさず、はきはきと答えてくれた。彼らの受験生時代の苦労を知ってる。二人とも、見違える程たくましくなってた。そして、彼らには彼らの、今の目標や乗り越えるべき壁があるのだろう。そんな活き活きとした顔をしてた。彼らとの短い会話の後で思ったこと。それは、(未来の事は誰にも分からないので、悲観的になる必要は全くなく、日々の事をコツコツと前向きに、一生懸命やっていく事しかできないんだなあ。)ということ。当たり前だけどついつい忘れがちになっちゃう、大切な事だと思ったので、今日のブログに記しておこうと思い、書きました。明後日、入試を受けにいく人達とも、三年後、五年後に、道端でばったり出会った時、きっと同じような話が出来る。いつもと同じ一日。明後日の入試、これまでと変わらず、一生懸命に取り組んできて下さい。アスクスタッフ一同、心から応援しています。上杉 [0回]PR 2013/02/23 (Sat) 17:22 アスクでのこと Comment(2)