13 May 青空講評_植物園 月曜日からの三日間、浪人生は北山にある京都府立植物園で写生課題を行いました。受験を目標とした普段の課題では、基本的に、与えられたモチーフをどう構成するかという範囲での作業となりますが、今回は教室から飛び出して「自然」が相手です。画面の中の作業は、室内での卓上デッサンなどで配慮すべきポイントと同じといえますが、やはりモチーフとなる空間のスケールが大きいことや、複雑で厖大な情報を前にどうまとめていくかなど、とまどいも多かったのではないかと思います。 講評は、青空の下行われました。一般の方もちらほらご観覧。初めての経験に思い通りに仕上がらないことが当たり前で、そこんとこ含めて、それぞれがよく頑張れて、いい作品になったと思います。世界を画面の中に切り取って、紡ぎ直すような時間。その「わざわざ」な行為が、青空の下、よりいっそう不思議にかんじました。平日に緑の中で過ごすのは、とても気持ちよかったです。暑かったり、肌寒かったり、みんなおつかれさまでした。<サイトウ> [0回]PR 2009/05/13 (Wed) 23:24 非日常な出来事 Trackback() Comment(1)