15 April 高卒生クラス 造形概論の授業 本日月曜日の午後、北山校ではSTクラス向け造形概論がありました。 造形概論も聴講させていただきましたサイトウです。 ask学校案内のパンフレットには、スタッフ紹介のページがあります。 袖長先生のコメントには、こんな風に書かれています。美術を学び、もの造りを目指すには、学習の上で、2 つのポイントがあります。ひとつは「美」には理(コトワリ)があることを知り、その理を自らの造形作品表現に生かすことと、もうひとつは「術」(ワザ)の習得であり、一つ一つの基本となる作業を丁寧におこない、またその作業を何度も繰り返して体得することが大切です。つまり、くり返しの修練が必要であることです。芸大を目指す受験生に、「美の理」を理解することと、「術」の習得を効率的に指導したいと考えています。 造形概論は美のコトワリを知る時間です。 袖長先生はたとえ話が多いので、理論を学ぶような時間も、 噛み砕いてわかり易く理解できたんじゃないでしょうか。 造形概論のあとはデッサン。 授業でも、試したくなるような技を教えてもらったので、色々試して実験できるといいですね。 理屈を聞いて、実践する。あとひとつ大事なのは、「たくさんの作品を観る。」ことだと思います。 京都には大きな展覧会もよくまわってきます。 小さなgalleryもたくさんあります。スタッフや非常勤の先生とかに、色々聞いてみるといいと思います。 私は昨日、京都市美術館で開催されているゴッホ展に行きました。 「この絵に描かれている鳥はなにか……」「これだ!」 鳥の剥製どーん みたいな なぞの研究熱を感じるおもしろい展示もあって見応えありました。 明暗にとらわれず、色彩の設計で画面をつくったっていうことが実感できて、 「ゴッホの作品は暗い部分の色がきれい」という自分なりの発見があって嬉しかったです。 学生1000円なので、わりと高めなのですが……おすすめです。 いろいろ作品をみて、やってみたいこと、溜め込んでいってください。 <サイトウ> [0回]PR 2013/04/15 (Mon) 18:49 アスクでのこと Comment(2)