22 April 彦根 造形トレーニング こんばんは。サカグチです。本日 彦根校ST生の『造形トレーニング』を行いました。卓上デッサンの構成と構図について理解を深めるための課題。講義+演習の授業。家具の配置を決める仕事や、誰かの着る服装を決める仕事。何かを並べ替えておさめることを仕事としている人がいます。手を動かして作りだすことだけがクリエイティブな仕事ではありません。たった1ミリにこだわることができるのであれば、その人はきっと違いを生みだせるはず。デッサンをするためにはモチーフを並べなければなりません。画用紙は無限に拡がっているわけではなく、いつか終わるものです。どのようにおさめるのか、決めなければなりません。どんなに美しい構図でも、それが一番ではありません。もう少しこれを右にしたほうがいい。とか、もう少し余白を空けたほうがいい。とか。いくらでも言えるもの。まずは、おかしな状態にならないように気をつけること。そしてあとは自分が自信を持てる状態にすること。おかしくなくて、自信を持っているのであれば、私は特に何も言いません。もう少しこれを右にしたほうがいい。とか、もう少し余白を空けたほうがいい。とか。何とでも言えるもの。それは私の構図であって、その生徒の構図ではなくなるから。おかしくないって何なのか、それを確認するための最初の約束ごとを4つだけ話しました。2時間の授業の中で4つ話しました。 サカグチ [0回]PR 2013/04/22 (Mon) 19:54 アスクでのこと Comment(0)