09 June 彫塑について こんにちは。実技講師のマシヤマです。今日は北山校にて、授業を見つつ明日からの課題に必要な粘土の数を数えたりしていました。粘土を使った彫塑課題には、良い参作を準備してあげられません。なぜなら、粘土作品は長期保存ができないからです。アスクの課題サイトに、過去の作品を参考に載せていますが、できれば各自が本を見るなりネットで調べるなりしてくれると良いな、と思います。今日は、ちょっとロダンについての話です。彫刻家。知ってる人も多いはずの有名人です。彼は実にたくさんの『手』を作っています。練習としての作品も多いのでしょうが、驚くのはそのバリエーション。実に様々な表情をそれらの『手』は語ってきます。手はとても身近なモチーフです。受験では描写課題でもよく出題されます。見ていて「新鮮味のないポーズだな」と感じたり、描いていて「また結局この形になってしまった」なんてことがある人は、沢山の『HAND OF RODIN』を見ると良いでしょう。まるで声が聞こえてきそうな手たちです。明日以降、各校で粘土課題がおこなわれます。声の聞こえる作品を目指してみてください。<マシヤマ> [0回]PR 2013/06/09 (Sun) 18:44 アスクでのこと Comment(0)