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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
25 November

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28 September

北大路校 ST生 人物デッサンと色彩''マチエール''

今晩は。
近藤です。

今日の前半は人物デッサンの講評でした。

その中に一人、何度も何度も絵を描き直しては描き込んだMさんがいました。
紙がかなりボロボロになっていて、少し近づいて見ると表面がふわっと毛羽立っていました。

私は普段、授業中に「画用紙を傷つけないように」「なるべく早い時間に形をとれるように」
と説明しています。
でもその絵を見て、本物に近づこうとするそのがっつきに感動しました。

前半の時間帯では、Mさんの絵は、形や構図も取れていないほうだったと思います。
脚が短すぎる…顔が小さすぎて髪の毛の部分が大きい…下が空いてしまった…などなど。

自分と絵の間には愛着という主観が入ってしまいます。
過去の自分を否定したくない…とかいう言い方は大袈裟だけど
過去に(数分前に)自分が描いた線はきっと合ってるだろうとその後を過ごしてしまいます。
そこでMさんは自分を甘やかさなかった、クラスで1番、絵が動ごいた人だと思います。

しかしながら、たくさん描き直したロスタイムがあるのになぜか、充実した描き込みがあり、完成度が高く、形はもちろん顔も似ていて最終的には上位の評価になりました。

時間が迫っても最初に形が取れなくても、あきらめない!
そのエネルギーに清々しい気持ちになれました。
日に日に、確実に上達していく人だなと思っています。


造形トレーニング「色彩」の作業風景


真面目な文になりすぎたので

最後に楽しそうな笑顔と、
笑ってしまうクロッキーの写真を。
このポーズ…残り1分は体が震えていていたのでみんなが笑っていました。笑


近藤

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27 September

芸祭インフォメーション

こんにちは。
今日はめずらしく七条校から武田です。

前回のブログでは東京藝大の芸祭に行った話をしましたが、
みなさん気になっている大学の学祭はチェックしましたか?

オープンキャンパスや体験授業などと同じく、大学を知る良いチャンスです。
特に高校1、2年生のみなさんは見逃さないようにしましょう。

京都造形芸術大学など、すでに終わってしまったところもありますが、まだまだこれからのところもあります。

というわけで、京都近辺の大学をいくつかピックアップしてみました。

成安造形大学 10/8(土)~10/9日(日)
京都美術工芸大学 10/22(土)~10/23日(日)
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学 10月29日(土)~10/30日(日)
京都市立芸術大学 11/5(土)~11/7(月)
京都教育大学 11月11日(金)~11/13日(日)
京都工芸繊維大学 11月19日(土)~11/20日(土)

自分の予定と合わせて計画を立ててみてくださいね。

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26 September

STSP 人物デッサン

こんにちは。
七条校から和田です。

本日、STSP生の授業は人物デッサンでした。
七条校には3名のモデルさんが来てくださっています。贅沢です。



やはり顔が似ているというのも大事なことです。モデルさんを描いていると、今となりにいる人はどんな顔をしていたかとか、顔の違いをどこで見分けていたのかとか考えてしまいますね。
  ←違いをよく見ています。


そして、七条校ではU先生への誕生日プレゼントを渡す会がささやかながら開かれました。
プレゼントは眠れない夜に飲むそうです。


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25 September

抽象的なブログ

こんにちは。サカグチです。

先週、七条/北大路の STSPの授業で造形トレーニング「問題解決力」を行いました。


複雑で把握しづらいモノゴトを把握する際に、
問題を発見するために、私がよく意識する観点を記します。かなり抽象的な話です。


【自分と世界】
「観察と表現」もこの観点です。ほかには「10と12」、
「表現者と鑑賞者」など、
まずはここからスタートというくらい、意識することが多いです。
「自分は変えられる、他人は変えられない」とか。


【視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚】いわゆる五感です。
美術のことを考えるときに、【視覚】表現であることを強く意識します。
同時に、視覚以外の感覚に働きかける美術についてもよく考えます。


「甘い、辛い」などは味覚ですが、「炭酸」は触覚ですね。

【色と形】
「形・明暗・固有色」も、「色」を「明暗と固有色」に分類したものです。
「形」に関しても輪郭線、稜線、構造線と分類して考えることができます。
美術・デザイン・工芸に共通しているもの。
もしくは視覚で捉えるものとは何かと考えるとき、「色と形」についてよく考えます。

【素材とサイズ】
色と形に似ていますが、捉える側ではなく、対象物に視線を移しています。
「質感」ってのも同じようなものだと考えてます。


服を買うとき、カバンを買うとき、靴を買うとき。
自分の身の回りの物を選ぶとき、素材から、そしてサイズ(カタチ)から、
どちらからも探します。

【時間と空間】
「5W1H」にも近いですが。時間と空間(場所)は、我々の行動を考える際に、
いつも意識すべき事柄です。
考えが足りない時、
時間と場所のどちらかが抜けていることがよくあると思います。

【機能性 利便性 認識性 審美性】
七条校で話しましたが、プロダクトデザインの指導の際に、よく使う分類です。
個人的には「認識性」に対して、結構気になります。
エレベーターの開閉が分かりにくいとか、
スマホの通話終了の受話器マークがそろそろ危ないとか。 

              サカグチ



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24 September

本日の七条校

今日は片岡です。

本日の七条校は通常授業はもちろんのこと、同時に秋の特別公開講座や振替授業の生徒やとにかくたくさんの生徒が制作していました。当たり前の光景かもしれませんが冷静に考えるとすごいことです。みんな将来やりたいことは少しずつ違ったり、まだよくわからなかったりする中で美術大学に進学しようと頑張っているわけです。目標があるということは良いことだ。


4F通常授業

3F特別公開講座
 2F 京芸補強、特講と基礎

毎度おなじみのおまけコーナー
 左図ー四角いおっさん 右図ー変な色の人 

 風景シリーズ

4本足の鳥

そういえば本日某H先生に「落書きらしさと面白さは人に見せることを前提としていないところである。落書きを選別しないで無作為に選んで載せてみてはと提案されたので次回はそれに挑戦してみます。どうなることやら」

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