07 February そういうレースじゃない。 こんばんは。七条校より、実技講師の上杉です。ソチ冬季オリンピックが開幕しようとしていますね。・ベテランの選手が、若い選手に負けた時の、心底悔しそうな表情。・ベテランの選手が、若い選手に勝った時の、底抜けの笑顔。TVで競技を見ていると、良く出くわすシーンです。「体力が落ちているのだし、負けて当たり前じゃん。そんなに悔しがるもんかね。」「10歳も年下の選手に勝って、嬉しいの?」なんて事を、見ている僕らは思いません。僕らは単純に感動します。「きっとこの選手は、他人との競争ではなく、自分自身に勝つ為のレースを走っているんだ。」僕らがアスリートの競技を見ていて感動するのは、そういう大切な事を、シンプルに気付かされるからではないでしょうか。国公立の出願状況が出揃いました。倍率が上がろうが下がろうが、5人に1人合格しようが、4人に1人合格しようが、関係ない。そういうレースじゃない。受験を「他人との競争」という構図で考えてしまっている人は、優越感や劣等感にまぎれこませてしまい、成功した事・失敗した事の本当の原因を掴む事が出来ていないのではないでしょうか。それはとても恐い事です。横に並んで走っているのは、自分自身。競い合うのは、昨日の自分、今の自分。そういう風に考えている人は、あと残りわずかの期間でも、まだまだ着実に伸びていける。僕はそう思います。昨日の坂口先生のブログで上がった、七条校への本部移転に向けて、準備は着実に進んでいます。広くなり、快適になった制作室。(今まで我慢させてごめんね) 受験生達にはASKで過ごす残りわずかな期間を、新しい環境で、フレッシュな気持ちで取り組んでもらえたらと思っています。上杉 [0回]PR 2014/02/07 (Fri) 22:19 アスクでのこと Comment(0)
06 February 本部移転と、北大路駅前校開校のこと こんばんは。サカグチです。受験対策もいよいよラストスパートとなっています。毎日の教室の中で、魅力的だと感じる作品に出会う機会が増えています。冷静、かつ熱い制作を期待しています。さて、来年度の話を2つ。①本部が移転します。現在北山校にある本部が、京都駅前七条校に移転します。七条校はビルの2階が受付と本部。3階、4階が教室です。各階から見える京都タワーの見え方が違います。大阪から通う生徒も多い教室です。②京都 北大路駅前校 開校現在、北山校にある教室機能が、京都北大路駅前に移動します。基礎生は、日程調整期間の3/15(土)から、北山校ではなく北大路駅前校の通学がスタートします。地下鉄北大路の駅から1分、また北大路駅には市バスのターミナルもあるので、とても通いやすい教室です。そして駐輪スペースがあるので、自転車でも通えます。(私は自転車か、もしくは徒歩かな) 教室から少し歩けば河川敷。春はとても桜がきれいな場所です。(もう少し歩けばテニスコートです)また、屋上から景色を眺めることもできます。 サカグチ [0回] 2014/02/06 (Thu) 10:10 アスクでのこと Comment(0)
05 February 本番に強い男に俺はなる!! こんにちは片岡です。「本番に強い人間」本番に強い人っていますよね。実は私もどちらかと言うと強いほうだと思います。もともとが「どーにでもなれ」という精神なので、本番でがちがちに緊張して何も出来なかったということはあまりないです。これは自分でそう思っているだけであって、結局のところ思い込みや自己暗示に近いものかもしれません。どんな事柄にも良い面と悪い面があると思いますし、思い込みだけでは解決しないようなこともたくさんありますが、その人間が持っている実力やそれ以上のものを出せる環境はメンタルが深く関わっていると思います。全く自慢にならないことですが、私は子どもの頃からいつも「楽観的になる」ことが目標でした。なぜなら子供心に自分は心配性で、物事を悪い方向に考えがちな性格だと思っていたので、楽観的人間になれば少しは楽になるのではないかと考えたからです。そんなことから私は常に出たとこ勝負なので、これを絶対にやらなければ!とか、決め付けないでその場その場で臨機応変に対応する事にしています。出たとこ勝負の精神ではありますが、しっかり準備はしますし、他力本願ではありません。だからと言って、自分が準備したものが出せないような曲面でも勿体無いとかそういった考え方はしないようにしています。理想を描きすぎると、理想とのギャップに焦ってしまうことに繋がるんじゃないでしょうか。「なんとかなるさ」でここまで来てしまった人間の呟きですが、日頃は地道に出来ることをやるしかないのではないかと思う今日この頃です。私が思う本番に強い人のイメージ。楽観的である。真面目すぎない。自信を持つ。目的を見失わない。抜け目が無い。細かいことは気にしない。自分にプレッシャーを賭けすぎない。完璧を求めすぎない。失敗を恐れないどころか失敗の良い側面を利用できる。成功体験を追い求めすぎない。どんなことでも楽しむ姿勢。自然体。今までやってきたことを大事にしすぎない。今出来ることを先にやる。箇条書きにしましたが、矛盾するような要素もたくさんありますがバランスが大切ということかな。明日は京芸模試最終日ですが、昨日あたりから猛烈に寒いので体調を崩さないよう気をつけましょう!では片岡 [0回] 2014/02/05 (Wed) 19:02 アスクでのこと Comment(0)
05 February 松江・出雲 彫刻講習会 こんばんは保田です。1月28日~31日にかけて島根県に行ってきました。出雲市にあるサンレイク出雲で開催された島根県の高校美術部の実技合宿(彫刻講習会)に講師として呼んでもらいました。保田は2011年に続いて2回目の参加です。28日・29日は松江地区、30日・31日は出雲地区の彫刻講習会ということで、島根県の3つの地区のうち、連続して開催された2つの地区講習会に参加しました。前日夕刻、松江入りし、まずは島根県立美術館に行きました。 ここは3回目ですが、素晴らしい美術館です。毎回企画展も面白いし、常設展はかなり充実しています。しかし、なんといっても最高なのが宍道湖畔のロケーションと設計。宍道湖畔に開かれた広々としたオープンスペースの屋外彫刻は湖と空が背景となってすごく見栄えが良いのですが(京都にある屋外彫刻の大半は背景がゴチャゴチャして見づらい)夕暮時など、その「背景」の方がさらに魅力的だったりします。今回も閉館前1時間の訪問でしたが、多くの人が日暮れを見ていました。 中:建畠 覚造、右:渡辺豊重 (ちなみに建畠 覚造氏は京芸学長建畠 晢先生のお父様です) 籔内佐斗司《宍道湖うさぎ》しかし、もちろん美術館に来た目的は「彫刻講習会」の導入授業のための資料作成です。「立体構成」とは何か?を説明するための資料として立体作品の撮影に来ているのです。あくまで仕事、仕事で来てます。宍道湖観光ではありません。(言い訳のようですが...)しかしこんな美しい夕日は前回ここに来た時以来じゃないかな。思わず合掌してしまいました。 屋外の作品を一通り撮影した後、館内のブールデル、マイヨール、アルマンの作品を撮影。全ての角度から魅力的に見えることを説明するため、それぞれ四方八方から撮影しました。有料会場にあるロダンは撮影禁止なので無理でしたが...。しかし、屋外の作品群はもちろん、館内のブールデル、マイヨールが常に無料で見れるというのは素晴らしいですね。常設展示会場のロダンもたった300円ですし。僕は特にブールデルが大好きなのですが、マイヨールも最高にいいですね。それと、美術館全体の(ロケーションをふまえた)環境設計や空間構成も勉強になります。さて、当日ですが、松江地区、出雲地区ともに約70人の生徒が参加。前日撮影の美術館彫刻群の紹介も含め、1時間程度の導入の後、まずは、グループ予備制作。(2時間半)4、5人ずつのチームに分かれ、三角柱スパイラルと四角柱スパイラル、三角錐を作成して、構成。台板に接着する際、3点、あるいは1点と1線(直線)、1線(曲線)、1面のみによる接着、が条件。ここでは、三次元曲面を持つ立体の構成法、独立のりしろ、等指導し、作図~カット~折込~接着などを体験してもらい、複数のパーツによる構成の際の最終段階の重要性を認識してもらいました。 右作品:予備制作の優秀作例 予備制作の講評~本制作「イニシャルによる立体/空間構成」の導入。本制作は6時間。課題は、各自の名前のイニシャル文字(ローマ字)をケント紙で立体化(閉鎖立体)して構成。初心者含む高1・2生に短時間で、創意工夫しながら完成できる課題ということで、半年間悩んだすえ新たにつくった課題です。美術部員といっても、大半の生徒さんは油絵など絵画制作を活動が中心な訳で、立体ははじめてという生徒も多かったのですが、さすがに美術部員、みなさんすごく積極的でした。 僕も高校時代は美術部員でしたが、こんな地区合宿があったら楽しかっただろうなと思います。島根県では夏は油絵の合宿、冬は彫刻(例年は石や木を削ったりする制作ことが多いとのこと)と年2回も合宿があるようです。うらやましい。サンレイクもすごく居心地よい施設ですしね。先生方は大変だと思いますが。講評時はそれぞれ10点を優秀賞として選出しました。 ◆松江地区の優秀作例から5点◆ WKくん、HSくん、HAさん HMさん、MRさん松江地区はクオリティーの高い優秀作品が多かったです。特にWKくん、HSくんの作品は秀逸ですね。トップ賞は設けませんでしたが、今選ぶとしたら松江地区はHSくん作品ですね。ほとんど大学合格レベルのクオリティーですね。◆出雲地区の優秀作例から5点◆ SMさん、YSさん、NYさん SKくん、OMさん出雲地区はアイデアがあり積極的な優秀作品が多かったです。特に、とげとげしい自分の性格を表現したSMさん、自分の先祖が海賊であることテーマにしたSKくんの作品は印象的。出雲トップ賞を選ぶとしたらSKくん作品ですね。ここまで作りこまれると納得するしかない。全体としてはケント紙立体初心者が大半だったので、加工精度などもう一歩の作品が多かったのはもちろんですが、それぞれに工夫のある作品で好感が持てました。今回は、2回連続ということで4日間ぶっ通しの指導。かなり疲れもしましたが、素直に立体構成を学び、楽しむ生徒さん達と過ごせて非常に楽しかったです。参加者のみんなが、立体構成に対する興味を強めてくれたとしたらうれしいです。先生方、本当にお世話になりました。呼んでいただいてありがとうございました。ぜひまた呼んで下さい。特に、担当の中田先生、周藤先生ありがとうございました。お疲れ様でした。京都アートスクール 副学長 保田 篤1日目の夜には「芸大受験説明会」も行いました。 芸術系進学を考えていない生徒さんも熱心に合格再現作品を見てくれました。(これ見ると「美大目指す生徒が増えるんじゃないか」と言ってくれた先生もおられました)何名か、春期講習に来てくれるという生徒さんもいました。また会えることを楽しみにしてます。 [0回] 2014/02/05 (Wed) 04:21 出張授業・説明会・遠方イベント Comment(1)
03 February 濃霧 本日の彦根の天候は、濃霧です。 これは遅刻者がでるな。と思っていたら、案の定でました。電車が遅れていたためです。いくら予定をたてていても、天候ばかりはどうにもなりません。大雪であればもっと遅れるでしょう。彦根はそれがあるから怖い。「後、何課題か残っているから休も~」とは言ってられません。ですので、来れるときは来て頑張る!休むときは思い切って休むことに専念!偶然休まざるを得なくなったら、家でやれることを考えるか、思い切って休む!普段は少し焦る!制作中は絶対焦らない!ようはメリハリですが、全体の流れの中に、「予定より出来る課題数が減るかも?」というのも想定しておきましょう!しかし、濃霧もたまには良いですね。晴れ渡った空の爽快感に有難みを感じずにはいれませんが、先が見えないのも悪くないです。うん。 彦根校の様子着実に良くなってきています!ファイト!それでは。松野 [0回] 2014/02/03 (Mon) 17:22 アスクでのこと Comment(0)